メロディアス・ハードロック名盤探訪 別館

哀愁・叙情・爽快...メロハー、AOR、ハード・ポップ、メロディック・メタルの傑作との出会いを求めて。 メロディック・ロックのアルバムをレビューしていくブログです。

C.J.スネア

Hold Your Fire / FireHouse (1992)

0045Hold Your Fire

アメリカのメロディアス・ハードロック・バンド、ファイアーハウスの2ndアルバム。リリースは1992年。グランジ、オルタナティヴ・ロックが急速に台頭し、HR/HMがヒットチャートから駆逐され始めた時代の中で、このアルバムはプラチナ・ディスクを獲得、シングルカットされた"Reach for the Sky"は全米チャート83位、"When I Look Into Your Eyes"8位、"Sleeping With You"78位と健闘します。売れたから良い作品、売れなかったから悪い作品ということではもちろんありませんが、逆風の中でもそれだけの支持を得られたと言うことは、やはりバンドの力を示しているとは思います。

路線的には1stと変わらず、メロディアスでキャッチーなハード・ロックです。このバンドはメジャー・キーのハード・ポップ調の曲はもちろん、マイナー・キーでもあまり暗い雰囲気にならないところが特徴ですね。アルバム全体が明るく溌剌としています。C.J.スネアの明るく伸び伸びとした声と歌唱が相変わらず気持ちいいです。曲も前作以上に充実しているように感じます。いかにもファイアーハウスらしく弾けるハードロック#1"Reach for the Sky"、ポップス・グループかと間違うほどキャッチーな#3"Sleeping With You"、得意のロマンチックなバラード#5"When I Look Into Your Eyes"をはじめ名曲ぞろいで、つまらない曲が一曲もありません。いやでもバンドの「勢い」を感じます。

メンバーは前作と変わらず、C.J.スネア(Vo)、ビル・レヴァティ(Gt)、ペリー・リチャードソン(Ba)、マイケル・フォスター(Ds)の4人。ほとんどの曲をスネア&レヴァティで書いており、この二人のメロディ・メイカーとしての才能もこのアルバムで全面的に開花したようです。プロデュースはやはり前作と同じくデヴィッド・プレイターが担当しています。

評価 ★★★★★
 ★★★★★ 傑作
 ★★★★☆ 秀作
 ★★★☆☆ 佳作
 ★★☆☆☆ 凡作
 ★☆☆☆☆ 駄作
評価の基準(筆者の好み)については評価の基準についてをご覧ください。

■Tracks
01. Reach for the Sky (Leverty, Snare)
02. Rock You Tonight (Leverty, Snare)
03. Sleeping With You (Leverty, Snare)
04. You're Too Bad (Leverty, Snare)
05. When I Look Into Your Eyes (Leverty, Snare)
06. Get in Touch (Leverty, Snare)
07. Hold Your Fire (Leverty, Snare)
08. The Meaning of Love (Leverty, Snare)
09. Talk of the Town (Leverty, Snare)
10. Life in the Real World (Leverty, Snare)
11. Mama Didn't Raise No Foo (Foster, Leverty, Richardson, Snare)
12. Hold the Dream (Leverty, Snare)
13. Don't Treat Me Bad (live) [bonus track] (Leverty, Snare, Ellis, Foster)

■Personnel
C.J. Snare - vocals, keyboards
Bill Leverty - guitars, backing vocals
Perry Richardson - bass, backing vocals
Michael Foster - drums, percussion, backing vocals

Producer - David Prater
Executive Producer - Michael Caplan

FireHouse / FireHouse (1990)

0015Firehouse

アメリカのメロディアス・ハードロック・バンド、ファイアーハウスのデビュー・アルバム。ライナーによると、ビル・レヴァティ(Gt)とマイケル・フォスター(Ds)のいたWhite Heatと、C.J.スネア(Vo)とペリー・リチャードソン(Ba)のいたMaxx Warriorというバンドが合体してファイアーハウスが誕生したそうです。1stアルバムですが曲の完成度は非常に高く、アメリカのバンドらしいスカっとしたサウンドと良質のメロディが楽しめます。特質すべきはC.J.スネアの溌剌とした歌いっぷり。よく伸びるハイトーンはメタリックなものではなく、しなやかで温かみもあってとても心地よく感じます。アルバムの各曲とも素晴らしいのですが、中でも筆者のお気に入りは、哀愁のメロディが印象的な"All She Wrote"、ポップで楽しいサビを一緒に口ずさみたくなる"Don't Treat Me Bad"、ハードロックバンドとしての実力を発揮したスピード曲"Overnight Sensation"、素直で心温まるバラード"Love of a Lifetime"です。

このアルバムは、本国アメリカでダブル・プラチナ、カナダ、日本、シンガポールでゴールド・ディスクされるなど大ヒットとなりました。また、4枚のシングルカットのうち、最初の"Shake & Tumble"はチャート・インしなかったものの、"Don't Treat Me Bad"が全米チャート19位、"Love of a Lifetime"5位、"All She Wrote"58位という記録を残しています。プロデュースはデヴィッド・プレイターで、元々はドラマーでサンタナでプレイしたこともあるようです。ファイアーハウスの1st、2ndの他には、Dream Theater、Night Rangerなどのアルバム制作も行っています。

評価 ★★★★☆
 ★★★★★ 傑作
 ★★★★☆ 秀作
 ★★★☆☆ 佳作
 ★★☆☆☆ 凡作
 ★☆☆☆☆ 駄作
評価の基準(筆者の好み)については評価の基準についてをご覧ください。

■Tracks
01. Rock on the Radio (W. Leverty, C. Ellis, M. Foster,  C. Snare)
02. All She Wrote (W. Leverty, C. Snare)
03. Shake & Tumble (W. Leverty, C. Snare, P. Richardson, M. Foster)
04. Don't Treat Me Bad (W. Leverty, C. Snare, C. Ellis, M. Foster)
05. Oughta Be a Law (W. Leverty, C. Snare, C. Ellis)
06. Lover's Lane (W. Leverty, C. Snare, C. Ellis, M. Foster)
07. Home Is Where the Heart Is (W. Leverty, C. Snare)
08. Don't Walk Away (W. Leverty, C. Snare)
09. Seasons of Change (W. Leverty, C. Snare)
10. Overnight Sensation (W. Leverty, C. Snare, C. Ellis, M. Foster)
11. Love of a Lifetime (W. Leverty, C. Snare)
12. Helpless (W. Leverty, C. Snare)

■Personnel
C.J. Snare - vocals, keyboards
Bill Leverty - guitars, backing vocals
Perry Richardson - bass, backing vocals
Michael Foster - drums, percussion, backing vocals

Producer - David Prater
Executive Producer - Michael Caplan

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