メロディアス・ハードロック名盤探訪 別館

哀愁・叙情・爽快...メロハー、AOR、ハード・ポップ、メロディック・メタルの傑作との出会いを求めて。 メロディック・ロックのアルバムをレビューしていくブログです。

ヨルゲン・バーチ・イェンセン

Origin / Pete Sandberg's JADE (2001)

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ピート・サンドべリ率いるスウェーデンのメロハー・バンドPete Sandberg's JADEの2枚目の作品。この名義ではラスト・アルバムとなります。バンド・メンバーは前作と同じ、またMidnight Sun人脈のヨナス・レインゴールド、ハイメ・サラザール、アンダース・テオ・ティアンデルがバック・アップしているのも同様です。楽曲ごとの細かなクレジットは無いので詳細は不明ですが、フレットレス・ベースを弾いているのはヨナス・レインゴールドかなと思います。バンド形態となっているものの、やはりピートのソロ・プロジェクトということでしょう。

内容はいつもながらのピート・サンドべリらしい低刺激のソフト・メロハー路線、耳なじみのよいメロディと甘く切ない歌唱が堪能できます。今回は彼の過去のキャリアの中で書いた曲が4曲含まれており、#1"Northern Light"はMadisonが1989年にリリースしたシングル曲、#2"Time"はVon Rosenが1987年にリリースしたシングルB面曲、#4"Love in Vain"はヨナス・レインゴールドとのユニットSand & Goldの未発表曲、#11"All in Disguise"はAlien時代の未発表曲です。その他にも、胸を締め付けられるようなバラード#8"Nights in Mexico"、ちょっと変わった味のギター・インスト#12"Moods"など、佳曲がぎっしり。まさに安定の高品質で、メロディアス・ロック愛好家なら文句無しの出来栄えです。ただし、ふざけているのか何なのか中途半端な曲がまたまた入っています。ラストの#13"Me And My Piano"は、咳払いなんかが入っている曲未満のセッションで、こういうのはやめてもらいたいなぁ。

評価 ★★★★☆
 ★★★★★ 傑作
 ★★★★☆ 秀作
 ★★★☆☆ 佳作
 ★★☆☆☆ 凡作
 ★☆☆☆☆ 駄作 
評価の基準(筆者の好み)については評価の基準についてをご覧ください。

■Tracks
01. Northern Light (P. Sandberg, A. Karlsson, Müllinen, P. Fredriksson, C. Sundqvist)
02. Time (P. Sandberg, J. Jidhed, M. Olausson)
03. No Way Out (P. Sandberg, J. Birch)
04. Love in Vain (P. Sandberg, J. Reingold)
05. Power of Gold (P. Sandberg)
06. Where There Is a Will (P. Sandberg)
07. Time and Again (P. Sandberg)
08. Nights in Mexico (P. Sandberg)
09. Can't Stop Lovin' You (P. Sandberg, J. Reingold)
10. Alone (P. Sandberg)
11. All in Disguise (P. Sandberg)
12. Moods (Instrumental) (J. Birch)
13. Me And My Piano (Acoustic Jam) [Bonus Track] (P. Sandberg)

■Personnel
Pete Sandberg - Vocals
Jörgen Birch-Jensen - Guitars
Johan Helgesson - Drums
Joakim Sandin - Bass

Jonas Reingold - Bass, Backing Vocals
Jaime Salazar - Drums
Robert Uhlmann - Keyboards
Anders ”Theo” Theander - Percussion

Producer - Anders ”Theo” Theander


Pete Sandberg's JADE / Pete Sandberg's JADE (1999)

0315Pete Sandberg's JADE









当時まだMidnight Sunに在籍していたピート・サンドべリが、Pete Sandberg's JADEというバンド名義で発表したアルバム。Bai BangのメンバーらがやっていたJADEというバンドにそのまま乗っかったということらしいのですが、全曲ピート・サンドべリの楽曲だし、彼の趣味・嗜好が色濃く反映しているので実質ソロ3作目でしょう。ハードロックから、AORバラード、レトロ・ポップス、アーシーでブルージーなものまで、幅広い持ち味の楽曲が詰め込まれているのは1stソロ作Back in Business と同様の趣向です。なんでこれがバンド名義で出されたのか良く分かりません。前作のPush のほうがサウンドに統一感があって、よっぽどバンド・サウンド然としています。レコーディングにはヨナス・レインゴールド、ハイメ・サラザールが加わり、プロデュースもアンダース・テオ・ティアンデルと、Midnight Sun関係者が大挙参加しています。逆にJADEのメンバーがどの程度関わっているのか気になるところです。しかし、考えてみるとこの1999年はMidnight SunのNemesis 、2ndソロPush 、そしてこのアルバムと3枚立て続けにリリースしてるんですよね。ピート・サンドべリ、すごいパワフルです。

前述のように、楽曲のバリエーションが豊富過ぎてまとまりが無くなりかねないところを、違和感無く聴かせてしまうのがピート・サンドべリの実力。大したものだと思います。筆者のお気に入りは、甘く切なくどこかレトロな#8"Distant Love"。こういうのを歌ってピッタリ来るのはピート・サンドべリと、あとはミカエル・アーランドソンかな。ボーナストラックのインスト曲#12"Illuision"はちっとも面白くないので無くても良かった。この人絡みのアルバムは、時間の埋め草的なつまらない曲が1曲か2曲あるのが難点です。

評価 ★★★★☆
 ★★★★★ 傑作
 ★★★★☆ 秀作
 ★★★☆☆ 佳作
 ★★☆☆☆ 凡作
 ★☆☆☆☆ 駄作 
評価の基準(筆者の好み)については評価の基準についてをご覧ください。

■Tracks
01. Badlands (P. Sandberg)
02. Restless Child (P. Sandberg)
03. Cry for You (P. Sandberg)
04. Stranger (P. Sandberg)
05. Going Down (P. Sandberg)
06. Venedigen Blind (P. Sandberg)
07. Little Bit of Lovin' (P. Sandberg, J. Svensson)
08. Distant Love (P. Sandberg)
09. House of Love (P. Sandberg)
10. Sweet, Sweet (P. Sandberg)
11. Past the Mountains (P. Sandberg)
12. Illuision (Birch, P. Sandberg) [Bonus Track] 

■Personnel
Pete Sandberg - Vocals
Birch - Guitars
Johan Helgesson - Drums
Joakim Sandin - Bass

J. Salazar - Drums
J. Reingold - Bass, Backing Vocals
A. Theander - Percussion
R. Uhlmann - Keyboard
T. Pettersson - Hammond
I. Ohlén - Backing Vocals

Producer - Anders ”Theo” Theander


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