1992年のTNT解散後にロニー・ル・テクロが結成したVagabondの2nd、かつラストとなったアルバムです。ロニー・ル・テクロ以外のラインナップは、ヨルン・ランデ(Vo)、モーティ・ブラック(B)、ダグ・ストッケ(Key)、シュタイナー・クロクスタッド(Ds)で、前作と変わっていません。
前作は、TNTのイメージから程遠いのはもちろん、ハードロックというジャンルに入るのかどうかも怪しい摩訶不思議なサウンドで、つまらないとは言わないものの「?」ばかりが残るものでした。そして本作です。日本盤の帯には「ロニー・ル・テクロ(元TNT)のギターが泣いている!よりメロディック、よりポップな、ヴァガボンド・サウンドを確立した2ndアルバム」とありますが、これはあまりに誇大な謳い文句でしょう。別にギターは泣いていないし、前作と比べてメロディックにもポップにも聴こえません。多少ハードロック的になった曲もありますが、全体としては相変わらずアヴァンギャルドでジャンル分け不能な音楽性です。「ハッ!ハッ!」というのが和田アキ子みたいな#6"Good Neighbours"は面白かったけど。うーむ、やはりこのアルバムをHR/HMの文脈で語るのは難しく、今回も星による評価は無しとします。
前作は、TNTのイメージから程遠いのはもちろん、ハードロックというジャンルに入るのかどうかも怪しい摩訶不思議なサウンドで、つまらないとは言わないものの「?」ばかりが残るものでした。そして本作です。日本盤の帯には「ロニー・ル・テクロ(元TNT)のギターが泣いている!よりメロディック、よりポップな、ヴァガボンド・サウンドを確立した2ndアルバム」とありますが、これはあまりに誇大な謳い文句でしょう。別にギターは泣いていないし、前作と比べてメロディックにもポップにも聴こえません。多少ハードロック的になった曲もありますが、全体としては相変わらずアヴァンギャルドでジャンル分け不能な音楽性です。「ハッ!ハッ!」というのが和田アキ子みたいな#6"Good Neighbours"は面白かったけど。うーむ、やはりこのアルバムをHR/HMの文脈で語るのは難しく、今回も星による評価は無しとします。
■Tracks
01. Startrip Overload
02. Give From Yourself
03. Jammin' In Heaven
04. Angels Serenade
05. City Inbetween
06. Good Neighbours
07. Dealer
08. It's A Lullaby
09. Follow Me
10. Ding Dingaling
11. Baby I Love You
All songs written by Jørn Lande, Ronnie Lé Tekrö, Paul Gelsomine
except #4 written by Lande, Tekrö, Stokke, GelsomineAll songs written by Jørn Lande, Ronnie Lé Tekrö, Paul Gelsomine
#9 written by Tekrö, Lande, Stokke
■Personnel
Jørn Lande - Lead Vocals
Dag Stokke - Keyboards, Backup Vocals
Ronnie Lé Tekrö - All Guitars, Backup Vocals
Steinar Krokstad - Drums, Backup Vocals
Morty "Black" Skaget - Bass, Backup Vocals
Producer - Ronnie Lé Tekrö, Dag Stokke
Co-producer - Morty "Black" Skaget, Steinar Krokstad, Jørn LandeJørn Lande - Lead Vocals
Dag Stokke - Keyboards, Backup Vocals
Ronnie Lé Tekrö - All Guitars, Backup Vocals
Steinar Krokstad - Drums, Backup Vocals
Morty "Black" Skaget - Bass, Backup Vocals
Producer - Ronnie Lé Tekrö, Dag Stokke