メロディアス・ハードロック名盤探訪 別館

哀愁・叙情・爽快...メロハー、AOR、ハード・ポップ、メロディック・メタルの傑作との出会いを求めて。

ミカエル・アーランドソン

Shining Line / Shining Line (2010)

0295Shining Line











メロハー/AORプロジェクトShining Lineのアルバムです。リリースはメロハー/AORに特化したドイツのインディズ・レーベルAvenue Of Alliesから。Shining Lineの作品は今のところこのアルバムのみですが、楽曲面でも演奏面でも非常に充実していて、まさにメロハー/AORの理想形の一つだと感じました。核となるメンバーはピエールパオロ・モンティ(D)とアモス・モンティ(B)で兄弟と思われます。この二人にアレッサンドロ・デル・ヴェッキオ(Key)、マルコ・ダンドレア(G)、マリオ・ペルクダーニ(G)が加わり、ベースとなるトラックが制作されているようです。全員イタリア人で数多くのメロハー系バンド、プロジェクトに参加している面々です。更に曲ごとに異なるヴォーカリストとギタリスト等がゲスト参加、実に豪華なメンバーが揃っています。人数が多すぎてタグに収めきれないので、各曲ごとに簡単に記しておきたいと思います。

01. Highway of Love (words&music : P. Monti)
哀愁メロディが印象的なAORハード。ヴォーカルはエリック・モーテンソン(Eclipse)、ギター・ソロはタンクレーディ・パラマラ(The LoveCrave)。

02. Amy (words : P. Monti - Harry Hess / music : P. Monti)
女性の名前をタイトルにしたロマンチックでポップな曲。ヴォーカルはハリー・ヘス(Harem Scarem)、キーボード・ソロはマイケル・T・ロス(Hardline)。

03. Strong Enough (words&music : P. Monti)
タイトルにピッタリなロビー・ラブランク(Blanc Faces)の力強い歌唱が活かされた曲。バック・ヴォーカルにブライアン・ラブランクも参加しています。ギター・ソロはトミー・エルモッリ(Khymera)、キーボード・オーケストラはダグラス・R・ドッカー(Docker's Guild)。

04. Heaven's Paths (music : A. Del Vecchio)
05. Heat of the Light (words&music : P. Monti)
イントロ的な小曲に続いてロビン・ベックが切々と歌い上げるパワー・バラード。ギターはマルコ・ダンドレアが担当。

06. Can't Stop the Rock (words : P. Monti - A. Del Vecchio / music : P. Monti)
どこか懐かしい感じのポップでメロディアスなロックンロール曲。筆者の一番のーお気に入りです。ヴォーカルはミカエル・アーランドソン(Last Autumn's Dream)で、彼のソロ・アルバムの曲と言われても違和感ないほどハマっています。ギター・ソロはマイケル・ヴォス(Mad Max, Casanova)で、これがまたかっこいい。

07. The Meaning of My Lonely Words (words : I. Varsi - A. Del Vecchio / music : I. Varsi)
マイケル・ショットン(Von Groove)が粘っこいヴォーカルを聴かせるソウル・バラード。ギターはイヴァン・ヴァルシ。

08. The Infinity in Us (words : P. Monti / music : P. Monti - A. Re)
ミドル・テンポの哀愁メロハー。リード・ヴォーカルにマイケル・ヴォス、バック・ヴォーカルにカールステン・リザード・シュルツ(Evidence One, Domain)、ギターはヴィニー・バーンズ(Ten)。

09. Still in Your Heart (words : P. Monti / music : P. Monti - A. Re)
ボブ・ハリス(Axe, Edge of Forever)、スー・ウィレッツ(Dante Fox)が歌うパワー・バラード。ギター・ソロはティム・マンフォード(Dante Fox)。

10. Homeless' Lullaby (words&music : P. Monti)
収録曲の中ではハードロック色が強い曲。ウルリッヒ・カールソン(M.ILL.ION)、カールステン・リザード・シュルツがリード・ヴォーカル、ヨハン・バリクイストン(M.ILL.ION)がバック・ヴォーカル。ギター・ソロはマルコ・パヴィック(Pavic)。

11. Follow the Stars (words&music : P. Monti)
AOR風味のゆったりしたバラード。歌うのはフィル・ヴィンセント(Tragik, Legion)、ギター・ソロはマット・フィリッピーニ(Moonstone Project)とマイケル・ヴォス。

12. Unbreakable Wire (words&music : P. Monti)
これもハードロック色の強いアップ・テンポのナンバー。ヴォーカルはブルーノロック(Brunorock)、ジャック・メイエ(Tygers of Pan Tang )、グラツィアノ・デムルタス、ギター・ソロはウォルター・カリアロとイタリア人で固めています。

13. Under Silent Walls - Part I - Blossom: From Night to Dawn (music : A. Re)
14. Under Silent Walls - Part II - Alone (words&music : A. Re / P. Monti)
15. Under Silent Walls - Part III - Overture: Death of Cupid (music : A. Re)
ラストは組曲形式で、ギター・インストに挟まれた本編はマイケル・ボーマン(Jaded Heart, Zeno)が歌っています。極上のメロディのバラードとなっています。イントロの情感豊かなギター・ソロはマルコ・タンシーニ(Moonshine, Shanatoa)。

収録曲のほとんどを書いているピエールパオロ・モンティの才能はすごいですね。楽曲の出来が良い上に、歌い手を決めてから作曲したかのようにそれぞれのヴォーカリストの個性にピッタリです。ヴォーカリストの見本市のようなアルバムなので、どんな歌い手か試しに聴いてみたいというような方にはうってつけの一枚だと思いました。

評価 ★★★★★
 ★★★★★ 傑作
 ★★★★☆ 秀作
 ★★★☆☆ 佳作
 ★★☆☆☆ 凡作
 ★☆☆☆☆ 駄作
評価の基準(筆者の好み)については評価の基準についてをご覧ください。

■Personnel
Pierpaolo Monti - Drums & Percussion
Amos Monti - Bass

Alessandro Del Vecchio - Keyboards & Vocals
Marco D'Andrea - Guitars
Mario Percudani - Guitars

Erik Martensson - Lead & Backing Vocals
Harry Hess - Lead & Backing Vocals
Robbie Lablanc - Lead & Backing Vocals
Brian Lablanc - Backing Vocals
Robin Beck - Lead Vocals
Mikael Erlandsson - Lead & Backing Vocals
Michael Shotton - Lead & Backing Vocals
Elisa Paganelli - Backing Vocals
Michael Voss - Lead & Backing Vocals, Guitar Solo
Carsten 'Lizard' Schulz - Lead & Backing Vocals
Bob Harris - Lead & Backing Vocals
Sue Willetts - Lead Vocals
Ulrich Carlsson - Lead Vocals
Johan Bergquist - Backing Vocals
Phil Vincent - Lead & Backing Vocals
Brunorock - Lead & Backing Vocals
Jack Meille - Lead & Backing Vocals
Graziano De Murtas - Lead & Backing Vocals
Michael Bormann - Lead & Backing Vocals
Tank Palamara - Guitar Solo
Tommy Ermolli - Guitar Solo
Ivan Varsi - Guitars
Vinny Burns - Guitar Solo
Tim Manford - Guitar Solo
Marko Pavic - Guitar Solo
Matt Filippini - Guitar Solo
Walter Caliaro - Guitar Solo
Marko Tansini - Lead Guitar
Michael T. Ross - Keyboard Solo
Douglas R. Docker - Keyboard Orchestra

Producer - Alessandro Del Vecchio


Unfamiliar / Mikael Erlandsson (1997)

0251Unfamiliar










Last Autumn's Dream(LAD)のヴォーカリスト、ミカエル・アーランドソンがソロ・シンガー時代に発表した3枚目のアルバム。リリースは1997年です。ハードロック要素はほとんど無く、直截な哀愁味も薄くなり、ミカエル・アーランドソン独特のポップ・センスが全面展開となっています。ビートルズやELOといった彼の音楽的バックグラウンドを窺わせるものの、それを昇華させ彼独自のユニークなメロディ、歌唱、サウンドに結実しています。バンドも少人数で、アンサンブルも小ぢんまり、全体にナチュラルで温か味のある音。なんともアットホームな雰囲気で心和むアルバムです。曲調も変化に富んでいて、時折顔を覗かせる冷たい感触や苦味にも感興をそそられます。しかしながらどうしても地味という印象は拭えません。もう少しだけ刺激が欲しかったかな。

プロデュースは、後にLADのアルバム制作にも大きく関わるウルフ・ヴァールベリと、ミカエル・アーランドソンの数多くの曲で作詞を担当しているアイメリク・デゾンブレ。ウルフ・ヴァールベリは本作ではベースとキーボードも弾いています。この人、今でこそプロデューサー然としていますが、70~80年代はSecret Serviceというスウェーデンの国民的ポップ・グループの一員でした。Secret Serviceのメンバー達は、その後スウェーデンのポピュラー音楽界の仕掛け人的存在となり、ウルフ・ヴァールベリもその一人というわけです。このSecret Serviceは2000年に再結成されており、いつの時点からかは分かりませんが、ミカエル・アーランドソンとLADのバンド・メイトのジェイミー・ボーガーもそのラインアップに加わっています。

評価 ★★★★☆
 ★★★★★ 傑作
 ★★★★☆ 秀作
 ★★★☆☆ 佳作
 ★★☆☆☆ 凡作
 ★☆☆☆☆ 駄作
評価の基準(筆者の好み)については評価の基準についてをご覧ください。

■Tracks
01. Erotic State Of Delight (music : Mikael Erlandson, lyrics : Aymeric Desombre&Mikael Erlandson)
02. Sadomaso Mind (music : Mikael Erlandson, lyrics : Aymeric Desombre)
03. Universal Song (music&lyrics : Mikael Erlandson)
04. Somebody Somewhere (music : Mikael Erlandson, lyrics : Mikael Erlandson&Aymeric Desombre)
05. Hold Back The Tears (music : Mikael Erlandson, lyrics : Mikael Erlandson&Aymeric Desombre)
06. Don't Be A Stranger (music : Mikael Erlandson, lyrics : Mikael Erlandson&Aymeric Desombre)
07. Carousel Of Seasons (music : Mikael Erlandson, lyrics : Aymeric Desombre)
08. Moonlight Rain (music : Mikael Erlandson, lyrics : Mikael Erlandson&Aymeric Desombre)
09. What It's All About (music : Mikael Erlandson, lyrics : Mikael Erlandson&Aymeric Desombre)
10. A Lot Of Love (music : Mikael Erlandson, lyrics : Aymeric Desombre&Mikael Erlandson)
11. Hold Tight (music : Mikael Erlandson, lyrics : Aymeric Desombre&Mikael Erlandson)

■Personnel
Mikael Erlandson - lead & background vocals
Imre Daun - drums
Andreas Ullbrandt - guitars
Ulf Wahlberg - bass & keyboards
Aymeric Desombre - party background vocals on "Hold Tight"

Producer - Ulf Wahlberg, Aymeric Desombre



Under the Sun / Mikael Erlandsson (1996)

0192Under The Sun










ソロ・シンガー時代のミカエル・アーランドソンの、1996年にリリースされた2枚目のアルバム。前作より甘さが抑えられ、楽曲の充実度も増しており、意外にロックっぽいサウンドとなっています。本作ではスウェーデンの名うてのセッション・ミュージシャンを起用していることがその一因かもしれません。特にマッツ・ヨハンソンの歪み過ぎない引き締まったギターが、本作のサウンドを特徴付けていると感じました。フレーズも何気なく高度で、トーン・コントロールも痒いところに手が届いてる。この人相当上手いです。ベースのヘンリック・トムセン、ドラムのイムレ・ダウンは、後にSaluteでもミカエル・アーランドソンのリズム隊となっており、FMのスティーヴ・オーヴァーランドのOverlandのアルバムにも名前を連ねています。また、マッツ・ヨハンソン、ヘンリック・トムセン、イムレ・ダウンの3人はHope名義でアルバムもリリースするなど密接な関係が伺えます。

ポップなメロディとアーシーでシンプルな演奏が心地よい#1"Open Book"、#2"Can't Turn Back Now"、#5"Touch You Now"、#8"Television"、ロマンチックなタイトル曲#4"Under the Sun"、ストーンズ風のルーズなサウンドが最高にかっこいい#6"Hot Shoes"、本作では異色なハード・ロック・ナンバー#10"The Loser"などなど、聴くほどに味が増す曲が多く、筆者の聴く機会の多いアルバムです。

評価 ★★★★☆
 ★★★★★ 傑作
 ★★★★☆ 秀作
 ★★★☆☆ 佳作
 ★★☆☆☆ 凡作
 ★☆☆☆☆ 駄作
評価の基準(筆者の好み)については評価の基準についてをご覧ください。

■Tracks
01. Open Book
02. Can't Turn Back Now
03. Today
04. Under the Sun
05. Touch You Now
06. Hot Shoes
07. Down to Earth
08. Television
09. Suppose
10. The Loser
11. 1000 Years
12. A Place to Hide in Town
Music Mikael Erlandsson
Lyrics Mikael Erlandsson & Aymeric Desombre

■Personnel
Mikael Erlandsson - Lead & Backing Vocals

Mats Johanson - Electric & Accoustic Guitars
Henrik Thomsen - Bass & Backing Vocals
Imre Daun - Drums

Tommy Lydell - Piano, Keyboards, Hammond B3
Lotta Johansson - Violin
Sara Edin - Violin
Pelle Halvarsson - Cello
Maria Blom - Backing Vocals
Sara Isaksson - Backing Vocals
Peter R Ericson - Acoustic Guitar on "Suppose", Additional Backing Vocals

Producer - Peter R Ericson
Executive Producer - Niclas Johanson

Saturn Skyline / Last Autumn's Dream (2006)

0177Saturn Skyline










2007年にリリースされたLADの4作目。メンバーは前作と同じくミカエル・アーランドソン(Vo)、アンディ・マレツェク(Gt)、マルセル・ヤコブ(Ba)、ジェイミー・ボーガー(Dr)の4人です。アンディ・マレツェクは相変わらずギター・ソロのみの参加で、他のギター・パートはマルセル・ヤコブと ヨエル・スタランダーが担当しています。

ジェイミー・ボーガーとマッツ・レヴィン作の#2"After Tomorrow´s Gone"、ボーナストラックの日本のバンドBeagle Hatの書き下ろし作#12"Skyscraper"以外は、全てミカエル・アーランドソン、クラエス・アンドレアソン、トルビョルン・ヴァッセニウスのチームの楽曲。3rdで1曲にまで減ったドイツ側(アンディ・マレツェク、リック・ブライトマン)の曲は、この4thではとうとう無くなってしまいました。アーランドソン&マレツェクの2枚看板でスタートしたLADですが、実質ミカエル・アーランドソンのソロ・プロジェクト化したようです。彼のソロ・アルバムが、LADの1stと2ndの合間の2003年のThe Gift 以来リリースされていないことからもそれが伺えます。そんなわけで、ミカエル・アーランドソンの元々の好みらしいビートルズやELO、60~70年代ポップスからの影響が顕著なのは前作以上です。ただ、前作でやや鼻についた甘さが「微糖」程度に抑えられているのと、何より曲の出来が良いので、筆者としてはかなり好きなアルバムです。元々このバンドの楽曲は、メロハー/AOR界隈で主流的な位置を占めるJourney、TOTO、Survivor、Bostonといったバンドのフォロワー達とは異なるユニークなもので、その点を高く評価したいと思っています。

名曲・佳曲ぞろいの本作の中でも一番のお気に入りは、#9"American Girl"。初期から中期のビートルズ+ビーチ・ボーイズ+バブルガム・サウンド+ダンヒル・サウンド+ジャパニーズ歌謡曲+ハードロック÷6ですよ。筆者どストライク!こういう曲が聴きたかった!珠玉のメロディ、ミカエル・アーランドソンのロマンチックでセンチメンタルで爽やかで切ないボーカル、アンディ・マレツェクの歌心溢れるギター・ソロ、Talismanコンビの躍動するリズム、まさに完璧です!数あるメロハーの名曲の中でも屈指の名曲ですってば!!あ、曲を聴きながら書いていたらどんどん興奮してしまいますた。。。歌謡曲と言えば、クラエス・アンドレアソン&トルビョルン・ヴァッセニウスは、中山優馬というジャニーズ・タレントの曲なんかも書いているんですよね。リッチー・ズィトーやジョン・オバニオンと仕事をしてきたジョーイ・カーボーンも、少年隊、SMAPその他数多くの歌謡曲を手がけているし。このブログに時折書いていますが、やはりメロハーと日本の歌謡曲には相通じるものがあるようです。

評価 ★★★★★
 ★★★★★ 傑作
 ★★★★☆ 秀作
 ★★★☆☆ 佳作
 ★★☆☆☆ 凡作
 ★☆☆☆☆ 駄作
評価の基準(筆者の好み)については評価の基準についてをご覧ください。

■Tracks
01. For The Young And The Wild (C. Andreasson, M. Erlandsson, T. Wassenius)
02. After Tomorrow´s Gone (J. Borger, M. Levén)
03. Pages (C. Andreasson, M. Erlandsson, T. Wassenius)
04. Rock´N´Roll Is Saving My Soul (C. Andreasson, M. Erlandsson, T. Wassenius)
05. I Know A Lot About Love (C. Andreasson, M. Erlandsson, T. Wassenius)
06. Critical (C. Andreasson, M. Erlandsson, T. Wassenius)
07. Supersonic (C. Andreasson, M. Erlandsson, T. Wassenius)
08. Frozen Heart (C. Andreasson, M. Erlandsson, T. Wassenius)
09. American Girl (C. Andreasson, M. Erlandsson, T. Wassenius)
10. Domino (C. Andreasson, M. Erlandsson, T. Wassenius)
11. Still On The Run (C. Andreasson, M. Erlandsson, T. Wassenius)
12. Skyscraper [bonus]  (H. Tanaka, T.Kurashina, C. Andreasson, M. Erlandsson, T. Wassenius)

■Personnel
Mikael Erlandsson – lead vocals, keyboards
Andy Malecek – guitars
Marcel Jacob – bass, additional instruments
Jamie Borger – drums

Joel Starander - additional instruments
Torbjörn Wassenius - additional instruments

Producer - Torbjörn Wassenius, Claes Andreasson
Executive Producer - Ulf Wahlberg

Northern Light / Northern Light (2005)


0125Northern Light










ノルウェーのギタリスト、トール・タッレの主宰するメロハー/AORプロジェクトの第一作。日本盤ライナーノートによると、トール・タッレのデモを聴いたStreet Talkのフレドリック・バーグがMTMレーベルに彼を紹介し、プロジェクトの始動となったとのことです。本作にはそのフレドリック・バーグもキーボードで参加している他、曲ごとに異なる7人のボーカリストが歌っているのが注目されます。ピーター・スンデル(Grand Illusion)、トニー・ミルズ(Shy、TNT)、キモ・ブロム( Urban Tale、Heartplay)、ファーギー・フレデリクセン(TOTO)、ミカエル・アーランドソン(Last Autumn's Dream)、ロブ・モラッティ( Moratti、Final Frontier)、そしてノルウェー人ボーカリストのペルサという陣容です。筆者はペルサという人は知らないのですが、ボーカル陣に共通しているのはハイトーンで繊細なタイプということ。そんなこともあって、曲ごとにボーカルが違っても極端な違和感はありません。また、主宰者トール・タッレのギターも線が細くコシのない音なので、全体としてアルバム丸ごと涼しげで爽やかな印象です。楽曲もかなりの水準で、北欧メロディアスハードを好む人なら、そのイメージを裏切らないアルバムだと思います。たまに歌メロや曲の展開に、「あれっ?」という不自然さを感じるのがマイナス・ポイントかな~。なおバックを勤めるバンドのメンバーはノルウェーのミュージシャン達です。

評価 ★★★★☆
 ★★★★★ 傑作
 ★★★★☆ 秀作
 ★★★☆☆ 佳作
 ★★☆☆☆ 凡作
 ★☆☆☆☆ 駄作
評価の基準(筆者の好み)については評価の基準についてをご覧ください。

■Tracks
01. I Will Follow You (Tor Talle)
   Peter Sundell - lead and backing vocals
   Tor Talle - guitars, keyboards
   Jango Nilsen - drums
   Rune Gandrud - bass
   Egil Orvedal - keyboards
02. Don't Turn Away (music: Tor Talle, words: Tor Talle, Jørn Lande)
   Peter Sundell - lead and backing vocals
   Tor Talle - guitars
   Jango Nilsen - drums
   Roger Allan Ivin - bass
   Egil Orvedal - keyboards
03. While There Still Time (Tor Talle)
   Tony Mills - lead and backing vocals
   Tor Talle - guitars
   Jango Nilsen - drums
   Rune Gandrud - bass
   Egil Orvedal - keyboards
04. Still My Hero (music: Tor Talle, words: Kimmo Blom)
   Kimmo Blom - lead and backing vocals
   Tor Talle - guitars, bass
   Jango Nilsen - drums
   Egil Orvedal - keyboards
05. When I Close My Eyes (Tor Talle)
   Tony Mills - lead and backing vocals
   Tor Talle - guitars, bass
   Jango Nilsen - drums
   Egil Orvedal - keyboards
06. Rain Of Tears (Tor Talle)
   Persa - lead and backing vocals
   Tor Talle - guitars, bass, keyboards
   Jango Nilsen - drums
07. Eye To Eye (music: Tor Talle, words: Fergie Frederiksen, Tor Talle, Rick Barron)
   Fergie Frederiksen - lead and backing vocals
   Tor Talle - guitars
   Jango Nilsen - drums
   Roger Allan Ivin - bass
   Fredrik Bergh - keyboards
   Egil Orvedal - keyboards
   Rick Barron - backing vocals
08. High Above The Sky (music: Tor Talle, Terje Eide, words :Terje Eide)
   Rob Moratti - lead and backing vocals
   Tor Talle - guitars
   Jango Nilsen - drums
   Roger Allan Ivin - bass
   Egil Orvedal - keyboards
09. Lay Down Your Defences (music: Tor Talle, Fredrik Bergh, words: Tor Talle, Kimmo Blom)
   Kimmo Blom - lead and backing vocals
   Tor Talle - guitars
   Jango Nilsen - drums
   Fredrik Bergh - keyboards
   Rune Gandrud - bass
   Marianne Hagen - backing vocals and adlibs
10. Living On A Lie (music :Tor Talle, words :Peter and Jack Sundell)
   Peter Sundell - lead and backing vocals
   Tor Talle - guitars
   Jango Nilsen - drums
   Rune Gandrud - bass
   Egil Orvedal - keyboards
11. The Story Lives On (Tor Talle)
   Mikael Erlandsson - lead and backing vocals
   Tor Talle - guitars, keyboards
   Jango Nilsen - drums
   Rune Gandrud - bass
12. Wherever You Go (Tor Talle)
   Persa - lead and backing vocals
   Kimmo Blom - backing vocals
   Tor Talle - guitars, bass
   Jango Nilsen - drums
   Egil Orvedal - keyboards
13. Always Be The One [bonus]

Producers - Kjetil Nesheim

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