メロディアス・ハードロック名盤探訪 別館

哀愁・叙情・爽快...メロハー、AOR、ハード・ポップ、メロディック・メタルの傑作との出会いを求めて。 メロディック・ロックのアルバムをレビューしていくブログです。

ブルーノ・ラヴェル

Screw It! / Danger Danger (1991)

0024Screw It!

デンジャー・デンジャー2ndアルバム。1stと基本的に路線は同じですが、楽曲の水準がぐっと向上した上、アンディ・ティモンズ正式加入後の録音なので 彼のスリリングなギターが全面にフューチャーされ、バンドのレベルがアップしたように感じます。ハードでメロディアスな"Beat the Bullet"、デンジャー・デンジャーのイメージにぴったりのハードポップ"Don't Blame It on Love"、アコギを入れてややレイドバックした"Comin' Home"、メタリックなスピード・チューン"Horny S.O.B."などなど、名曲・佳曲がずらりとならんでいます。ただし、訳の分からないラップやら、本職ポルノ女優のあえぎ声やら、悪ふざけの度が強まって、アルバムの印象が散漫になってしまったのが残念。曲数が17曲と多いのですが、イントロや曲間の小芝居とパーティロック調の曲を1~2曲カットした ら、もっと密度の濃いアルバムになったのではないでしょうか。まあ、そういう時代だったということでいたし方ありませんが。

アンディ・ ティモンズ以外のメンバーは1stと同じく、テッド・ポーリー(Vo)、ブルーノ・ラヴェル(Ba)、スティーヴ・ウエスト(Ds)、ケイシー・スミス (Key)。なお、エクストリームのゲイリー・シェローン、ヌーノ・ベッテンコート、パット・バッジャーがバッキング・ボーカルでクレジットされていま す。

※2014年に最新リマスター盤が出ました。従来の日本盤17曲に加え、"Groove or Die"(シングル"Monkey Business"B-side)、"Boys Will Be Boys"(シングル"I Still Think About You"B-side)が収録されています。元々はプロモーション用5曲入りライヴ・アルバムDown and Dirty Live! (非売品)に収められていたものです。同時に発売された1stDanger Danger リマスター盤には"Bang Bang"、"Naughty Naughty"、"Rock'n'Roll Hoochie Koo"が収録されており、これで入手困難だったDown and Dirty Live! の全曲揃うことになります。

評価 ★★★★☆
 ★★★★★ 傑作
 ★★★★☆ 秀作
 ★★★☆☆ 佳作
 ★★☆☆☆ 凡作
 ★☆☆☆☆ 駄作
評価の基準(筆者の好み)については評価の基準についてをご覧ください。

■Tracks
01. Ginger Snaps (Intro)
02. Monkey Business
03. Slipped Her the Big One
04. C'est Loupé (Prelude)
05. Beat the Bullet
06. I Still Think About You
07. Get Your Shit Together
08. Crazy Nites
09. Puppet Show
10. Everybody Wants Some
11. Don't Blame It on Love
12. Comin' Home
13. Horny S.O.B.
14. Find Your Way Back Home
15. Just What the Dr. Ordered [Borus Track for Japan]
16. Yeah, You Want It!
17. D.F.N.S.

■Personnel
Ted Poley - lead & backing vocals
Andy Timmons - electric & acoustic guitars, backing vocals
Bruno Ravel - 4 & 12 string basses, cello, backing vocals
Steve West - drums, out of tune vocals
Kasey Smith - keyboards

Gary Cherone - backing vocals
Nuno Bettencourt - backing vocals
Pat Badger - backing vocals
Ginger Lynn - voice
Eddy Conard - percussion

Producer - Bruno Ravel, Steve West
Co-Producer - Erwin Musper



Danger Danger / Danger Danger (1989)

0004Danger Danger

曲調はいわゆるパーティロック、当時のバンドの写真もいかにもいかにもな感じなので、当初はLAメタルなのかと思っていました。しかし、中心メンバーでメイン・ソングライターのブルーノ・ラヴェル(Bruno Ravel)とスティーヴ・ウエスト(Steve West)はニューヨーク出身だし、ボーカルのテッド・ポーリー(Ted Poley)はニュージャージー生まれで、地元バンドProphetでドラムを叩いていた人でした。全然LAメタルではありません。Prophetのボーカリストのディーン・ファザーノ(Dean Fasano、2009年に亡くなっています)は、Prophet以前には、後にBon Joviに加わるリッチー・サンボラ(Richie Sambora)、アレック・ジョン・サッチ(Alec John Such)と一緒にMessageというバンドを組んでいました。Bon Joviはもちろん、Messageもニュージャージーから生まれたバンドです。また、このDanger Dangerの1stをプロデュースしたランス・クイン(Lance Quinn)は、Bon Joviのプロデューサーとして有名です。そんなわけで、Danger Dangerはむしろニュージャージー人脈と繋がりをもつバンドなんですね。キーボードのケイシー・スミスはGet With Itというバンドのメンバーだったようです。

今となっては、曲によっては能天気ぶりがやや鼻につきますが、他の似たようなバンドに比べてメロディの水準は高いと感じます。特にバラードはしっとりしていて情感豊かに仕上がっています。なお、クレジットにはアンディ・ティモンズ(Andy Timmons)の名前が記されていますが、彼はレコーディング終了後に加入しています。"Saturday Nite"と"Boys Will Be Boys"の2曲のギターソロだけは差し替えられていますが、他のパートは全てトニー・ブルーノ・レイ(Tony "Bruno" Rey)によるものです。

※2014年に最新リマスター盤が出ました。プロモーション用5曲入りライヴ・アルバムDown and Dirty Live! (非売品)に収められていた、"Bang Bang"、"Naughty Naughty"、"Rock'n'Roll Hoochie Koo"がボーナス・トラックとして収録されています。同時に発売された2ndScrew It! リマスター盤には、"Groove or Die"と"Boys Will Be Boys"が収録されており、これで入手困難だったDown and Dirty Live! の全曲揃うことになります。

評価 ★★★★☆
 ★★★★★ 傑作
 ★★★★☆ 秀作
 ★★★☆☆ 佳作
 ★★☆☆☆ 凡作
 ★☆☆☆☆ 駄作
評価の基準(筆者の好み)については評価の基準についてをご覧ください。

■Tracks
01. Naughty Naughty (B. Ravel, S. West)
02. Under the Gun (B. Ravel, S. West)
03. Saturday Nite (B. Ravel, S. West)
04. Don't Walk Away (B. Ravel, S. West)
05. Bang Bang (B. Ravel, S. West)
06. Rock America (B. Ravel, S. West)
07. Boys Will Be Boys (B. Ravel, S. West)
08. One Step From Paradise (B. Ravel, S. West)
09. Feels Like Love (B. Ravel, S. West)
10. Turn It On (B. Ravel, S. West)
11. Live It Up (B. Ravel, S. West)

■Personnel
Ted Poley - vocals
Tony "Bruno" Rey - guitar
Andy Timmons - guitar
Kasey Smith - keyboards
Bruno Ravel - bass guitar
Steve West - drums

Producer - Lance Quinn



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