メロディアス・ハードロック名盤探訪 別館

哀愁・叙情・爽快...メロハー、AOR、ハード・ポップ、メロディック・メタルの傑作との出会いを求めて。 メロディック・ロックのアルバムをレビューしていくブログです。

フィル・ケネモア

Struck Down / Yesterday and Today (1978)

0340Struck Down









アメリカン・ハードロック・バンドYesterday and Todayの2ndアルバム。レコーディング・メンバーは1stと同じくデイヴ・メニケッティ(Vo/Gt)、ジョーイ・アルヴィス(Gt)、フィル・ケネモア(B)、レオナード・ヘイズ(Ds)の4人です。サウンドは基本的に前作と同様の、いい意味でラフで荒々しいもの。アメリカン・ハードとは言ってもチャラャラした感じや悪ふざけ的要素が全く無いところに好感が持てます。1曲目のタイトル・チューン"Struck Down"に典型的なように、MountainだとかMontrose、あるいはイギリスのFreeなども想起させるようなヘヴィさ(今風のヘヴィネスとは違う)が特徴ですね。前作と比べると、看板のデイヴ・メニケッティのギターの泣きの要素が強まり、より叙情的になってきた印象があります。それから、レオナード・ヘイズのドラムがとにかく重くてカッコいい!このバンドのサウンドをより強力なものにするのに大きく貢献していると感じます。ツーバスのように聴こえるけど実はワンバスでやっているというのがまた凄い。

Yesterday and Todayの1stと2ndアルバムは、洗練とは程遠く、また当時としてもやや古臭さいサウンドと受け止められたかも知れません。しかし、次作の名盤Earthshakerで一気にジャンプすることになるY&Tの、ホップとステップとしてぜひ聴いておきたい作品だと思います。
 
評価 ★★★☆☆
 ★★★★★ 傑作
 ★★★★☆ 秀作
 ★★★☆☆ 佳作
 ★★☆☆☆ 凡作
 ★☆☆☆☆ 駄作
評価の基準(筆者の好み)については評価の基準についてをご覧ください。

■Tracks
01. Struck Down (Lyrics : L. Haze  Music : D. Meniketti)
02. Pleasure in My Heart (Lyrics : L. Haze  Music : D. Meniketti)
03. Road (Lyrics : L. Haze  Music : D. Meniketti)
04. Nasty Sadie (Lyrics : L. Haze  Music : D. Meniketti, J. Alves)
05. Dreams of Egypt (Lyrics : L. Haze  Music : D. Meniketti)
06. Tried to Show You (Lyrics & Music : D. Meniketti)
07. I'm Lost (Lyrics : D. Meniketti  Music : D. Meniketti, L. Haze, P. Kennemore)
08. Stargazer ( Round & Round ) (Lyrics & Music : P. Kennemore)

■Personnel
Dave Meniketti - Guitar, Lead Vocals
Joey Alves - Guitar, Backing Vocals
Phil Kennemore - Bass, Backing Vocals
Leonard Haze - Drums, Percussion, Backing Vocals

Cherie Currie - Backing Vocals on #6
Galen Cook - Organ on #8
Robert Russ - Piano on #8

Producer – Jimmy Robinson, Yesterday and Today
Executive Producer – Albert Louis Bramy

Yesterday and Today / Yesterday and Today (1976)

0284Yesterday and Today









サンフランシスコ出身のハードロック・バンドYesterday and Today(後のY&T)のデビュー盤。1976年リリースです。メンバーはデイヴ・メニケッティ(Vo/Gt)、ジョーイ・アルヴィス(Gt)、フィル・ケネモア(B)、レオナード・ヘイズ(Ds)の4人。70年代の初頭から名無しのまま活動を続けていたバンドでしたが、ビートルズのアルバム・タイトルを借用してYesterday and Todayと名乗るようになります。70年代に2枚のアルバムをリリース後、80年代にY&Tと改名(省略?)してからは日本でもよく知られるバンドとなりました。残念ながら、リーダーのデイヴ・メニケッティ以外のオリジナル・メンバーは全員故人となっています。

さて、Y&TとしてリリースしたEarthshaker(1981)以降は、それなりに洗練されて、メロディアスかつキャッチーな音に変貌を遂げますが、この段階ではドカドカうるさいB級バンドという印象。楽曲の完成度もY&Tと比べればかなり開きがあります。録音も一発録り。勢い任せだったり妙にマッタリしてみたり、ギター・ソロなんかもアドリブで尺も決めてなさそうで、良い意味でも悪い意味でもライブ感覚に溢れています。興味のない人が聴けば、古臭くて大したことない70年代ハードロックだと感じるでしょうね。しかし、筆者は大好きです!とにかく、「オレたちハードロックが好きで好きでたまらないぜ!」と、全ての音が語っているんです。リズム・セクションは若気の至り的に突っ走り、デイヴ・メニケッティのギターは一音一音が生々しい。万人にお薦めできるようなものではありませんが、「ハードロックが好きで好きでたまらない」方なら、このアルバムに込められたスピリットに共振してしまうこと請け合いです。
 
評価 ★★★☆☆
 ★★★★★ 傑作
 ★★★★☆ 秀作
 ★★★☆☆ 佳作
 ★★☆☆☆ 凡作
 ★☆☆☆☆ 駄作
評価の基準(筆者の好み)については評価の基準についてをご覧ください。

■Tracks
01. Animal Woman (D. Meniketti, J. Alves, P. Kennemore)
02. 25 Hours a Day (D. Meniketti, J. Alves, L. Haze)
03. Game Playing Woman (D. Meniketti, L. Haze, P. Kennemore)
04. Come on Over (D. Meniketti, J. Alves, L. Haze)
05. My Heart Plays Too (D. Meniketti)
06. Earthshaker (D. Meniketti, L. Haze)
07. Fast Ladies (Very Slow Gin) (D. Meniketti, L. Haze)
08. Alcohol  (D. Meniketti, L. Haze)
09. Beautiful Dreamer  (D. Meniketti, L. Haze)

■Personnel
Dave Meniketti - Lead Guitar, Lead Vocals, Backing Vocals
Joey Alves - Rhythm Guitar, Backing Vocals
Phil Kennemore - Bass, Lead Vocals, Backing Vocals
Leonard Haze - Drums, Percussion, Lead Vocals, Backing Vocals

Producer – Albert Louis Bramy
 
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