イギリスのハードロック・バンドBurnの2ndアルバム。前作のレビューで「ベタなバンド名とダサいジャケットとは裏腹にこれは中々の好盤」と書きましたが、本作についても全く同様の感想を持ちました。しかし、バンド名は変えようが無いにしても、ジャケットはもうちょっと何とかならないものか。もしかしてわざとやってる?メンバーも1stと変更無く、ジェフ・オグデン(vo)、ラブ・デヴェニー(g)、カール・ビー(ds)、マーク(b)とバーニー(key)のスタックハウス兄弟となっています。
音のほうも相変わらずBon Jovi風の元気でアメリカンなハードロックです。知らずに聴いたらイギリスのバンドとは思わないでしょうね。マイナーなバンドなのに、思い切りアリーナ・ロックやってるのが少しばかり哀しい。ボーカルの人の声質・歌唱スタイルがBon Joviに似ているというのはありますが、いつまでもこれだと二番煎じの印象ばかり残ってしまうので、意識的にBon Joviから離れたほうが良いような気がします。歌も演奏も上手いし曲もいいのに、なんだかもったいないなぁ。
評価 ★★★★☆
★★★★★ 傑作
★★★★☆ 秀作
★★★☆☆ 佳作
★★☆☆☆ 凡作
★☆☆☆☆ 駄作
評価の基準(筆者の好み)については評価の基準についてをご覧ください。■Tracks
01. First Time
02. Workin' Man
03. Like Only a Woman Can
04. Diamonds to Dust
05. Ain't Good for Me
06. Shotgun Justice
07. Over You
08. Down on Love
09. Wanted Man
10. Shake Some Bones
All songs Written by Stackhouse/Ogden/DeVenney/Bee■Personnel
Jeff Ogden - Vocals
Marc Stackhouse - Bass
Marc Stackhouse - Bass
Karl Bee - Drums
Barney Stackhouse - Keyboards
Rab DeVenney - GuitarsProducer - Ric Peat