ブルガリアのギタリスト、ニコロ・コツェフ率いるBrazen Abbotのライブ・アルバム。2003年7月31日母国ブルガリアの首都ソフィアでのコンサートが収録されています。ボーカルはジョー・リン・ターナー、バッキングはいつものEuropeの面々ではなくウェイン・バンクス(B)、トーマス・ブローマン(Ds)、ラーズ・ポラック(Key)というラインナップとなっています。DVDも出ているようですが筆者は未視聴です。
収録曲は全14曲となっていますが、#14"Love Is on Our Side (Acoustic version"は4thアルバムGuilty as Sin日本盤ボーナス・トラックと同一のスタジオ・テイクです。#1"Intro"、#8"Keyboard Solo"、#12"Drum Solo"を除き、また"Guilty as Sin"のPart 1、2を1曲に数えるとライブ音源は9曲となります。そのライブ音源のうち#9"Can't Let You Go"と#11"I Surrender"はもちろんRainbowのカバー。残り7曲のうち、#13"Road to Hell"は2ndアルバムEye of the Stormに収められていた曲ですが、その他はGuilty as Sin収録曲。コンサート当時の直近のアルバムからの選曲が多いのは仕方ないとしても、もう少し各アルバムからの曲が聴きたいと思いました。それから、JLTのレパートリー以外の曲がGuilty as Sinでヨラン・エドマンが歌った#10"I'll Be Free"のみというのも寂しい。ボーカル1人のライブなのでJLT中心となるのは当然とは言え、結果としてRainbowスタイル一辺倒になってしまったのが惜しいところ。スタジオ盤よりバンド感が出ているのは良い点ですが、スタジオ盤ではもう少し多彩な音楽性が示されていたことを考えると、もう一工夫欲しかったというのが正直な感想です。もちろん歌唱・演奏は高水準で、文句の付けようの無いライブ・パフォーマンスだと思います。
収録曲は全14曲となっていますが、#14"Love Is on Our Side (Acoustic version"は4thアルバムGuilty as Sin日本盤ボーナス・トラックと同一のスタジオ・テイクです。#1"Intro"、#8"Keyboard Solo"、#12"Drum Solo"を除き、また"Guilty as Sin"のPart 1、2を1曲に数えるとライブ音源は9曲となります。そのライブ音源のうち#9"Can't Let You Go"と#11"I Surrender"はもちろんRainbowのカバー。残り7曲のうち、#13"Road to Hell"は2ndアルバムEye of the Stormに収められていた曲ですが、その他はGuilty as Sin収録曲。コンサート当時の直近のアルバムからの選曲が多いのは仕方ないとしても、もう少し各アルバムからの曲が聴きたいと思いました。それから、JLTのレパートリー以外の曲がGuilty as Sinでヨラン・エドマンが歌った#10"I'll Be Free"のみというのも寂しい。ボーカル1人のライブなのでJLT中心となるのは当然とは言え、結果としてRainbowスタイル一辺倒になってしまったのが惜しいところ。スタジオ盤よりバンド感が出ているのは良い点ですが、スタジオ盤ではもう少し多彩な音楽性が示されていたことを考えると、もう一工夫欲しかったというのが正直な感想です。もちろん歌唱・演奏は高水準で、文句の付けようの無いライブ・パフォーマンスだと思います。
評価 ★★★★☆
★★★★★ 傑作
★★★★☆ 秀作
★★★☆☆ 佳作
★★☆☆☆ 凡作
★☆☆☆☆ 駄作評価の基準(筆者の好み)については評価の基準についてをご覧ください。
■Tracks
01. Intro
02. Mr. Earthman
03. One Life to Live
04. Slip Away
05. Guilty as Sin (Part 1)
06. Guilty as Sin (Part 2)
07. Supernatural
08. Keyboard Solo
09. Can't Let You Go
10. I'll Be Free
11. I Surrender
12. Drum Solo
13. Road to Hell
14. Love Is on Our Side (Acoustic version - studio bonus track)
12. Drum Solo
13. Road to Hell
14. Love Is on Our Side (Acoustic version - studio bonus track)
■Personnel
Nikolo Kotzev - Guitars, Vocals
Joe Lynn Turner - Lead Vocals, Acoustic Guitar
Wayne Banks - Bass, Vocals
Thomas Broman - Drums
Lars Pollack - Keys, Vocals
Joe Lynn Turner - Lead Vocals, Acoustic Guitar
Wayne Banks - Bass, Vocals
Thomas Broman - Drums
Lars Pollack - Keys, Vocals
Producer - Nikolo Kotzev