メロディアス・ハードロック名盤探訪 別館

哀愁・叙情・爽快...メロハー、AOR、ハード・ポップ、メロディック・メタルの傑作との出会いを求めて。 メロディック・ロックのアルバムをレビューしていくブログです。

エリック・モーテンソン

Promise Land / Giant (2010)

0366Promise Land









USメロディアスハードロック・バンドGiantの4thアルバム。2ndから3rdまで9年空きましたが、本作も3rdから9年ぶりのリリースとなっています。デヴィッド・タフ(Ds)とマイク・ブリグナーデロ(B)はいるものの、中心メンバーだったダン・ハフはソング・ライティングと一部の曲でのギター・ソロのみでの参加で、テリー・ブロック(Vo)とジョン・ロス(Gt)が新たにバンドに加わっています。テリー・ブロックはStrangeways、The Sign、Slamerなどで実績のあるボーカリスト、ジョン・ロスは再結成Wingerのギタリストで、ダン・ハフ不在の穴を埋めるには申し分ありません。

曲作りのクレジットを見ていくと、新旧メンバーに加えて過去作でもおなじみのマーク・スピロの関与した曲が多いのですが、エリック・モーテンソン(Eclipse)、ロバート・サール(Work of Art)、ミカエル・ペーションというスウェーデン勢の書いた曲が3曲含まれているのが目を惹きます。Giantとしては派手目で若干カラーが違う気がしますが、楽曲の幅を広げるという意味では成功していると感じました。アルバム全体として極めて上質で、安心して聴けるアメリカン・ハードロックであることは間違いありません。一番のお気に入りは#10"Dying to See You"。本作の中では地味な曲ですが、素朴で優しげなメロディが心に残る名バラードだと思います。ただね~。。。やっぱりGiantと言えばダン・ハフ。あの熱気ムンムンの豪快な歌声とギターがあってこそのGiantではないかと。ミュージック・ビデオも散々見てるし、イメージ刷り込まれちゃってるんですよね。テリー・ブロックとジョン・ロスはこの後Roth Brock Projectというのをやってるし、無理してGiantという看板を掲げなくても、Roth Brock Projectの第一作ということでも良かったんじゃないかなんて思ったりもします。

評価 ★★★★☆
 ★★★★★ 傑作
 ★★★★☆ 秀作
 ★★★☆☆ 佳作
 ★★☆☆☆ 凡作
 ★☆☆☆☆ 駄作
評価の基準(筆者の好み)については評価の基準についてをご覧ください。

■Tracks
01. Believer (Redux) (Erik Mårtensson, Miqael Persson, Robert Säll)
02. Promise Land (Dann Huff, Mark Spiro)
03. Never Surrender (Erik Mårtensson, Miqael Persson)
04. Our Love (Dann Huff, Terry Brock)
05. Prisoner of Love (Erik Mårtensson, Miqael Persson)
06. Two Worlds Collide (Dann Huff, Billy Smiley)
07. Plenty of Love (Dann Huff, David Huff, Terry Brock)
08. Through My Eyes (Dann Huff, Mark Spiro)
09. I'll Wait for You (John Roth)
10. Dying to See You (John Roth, Terry Brock)
11. Double Trouble (Dann Huff, Mike Brignardello, Terry Brock)
12. Save Me (Dann Huff, David Huff, Terry Brock)
[bonus track] 
13. Our Love (Acoustic Version)

■Personnel
David Huff - Drums
Mike Brignardello – Bass
Terry Brock - Vocals, Backgound Vocals
John Roth - Guitars, Backgound Vocals

Tim Lauer - Keyboards (1, 3, 5, 8)
Jack Holder - Keyboards (2, 4, 6, 7, 9, 10), Wurlitzer (12)
Dann Huff - Guitar Solo (1, 12)
Erik Mårtensson - Backgound Vocals (1)

Producer - David Huff, Mike Brignardello


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One Live - In Stockholm / W.E.T. (2014)

0359One Live - In Stockholm









Work of Artのロバート・サール(Key,G)、Eclipseのエリック・モーテンソン(G,Vo)、Talismanのジェフ・スコット・ソート(Vo)によるメロハー・プロジェクトW.E.T.のライブ・アルバム。2013年1月ストックホルムでのライブを収録しています。他のメンバーは、Eclipseのマグナス・ヘンリクソン(G)とロバン・バック(Ds)、Work of Artのレコーディングにも参加しているアンドレアス・パスマーク(B)という面々です。収録曲はW.E.T.のレパートリーの他に、Talismanの曲が2曲、Eclipseの曲が1曲、Work of Artも1曲でこれはラーズ・サフサンドがゲストで歌っています。更にボーナス・スタジオ・トラックとして2曲が収録されています。このボーナス・トラック、日本国内盤は3曲なんですが、欧州盤にはなんとライブDVDがついてくる!しかも安い!どちらのオマケがお得かは一目瞭然ですね。

W.E.T.の素晴らしさはスタジオ盤で経験済みなのですが、やはりライブならでは臨場感、生々しさが伝わってきて強い印象を受けます。反面、スタジオ盤と比べてしまうと、演奏の粗さや各パートのバランスの悪さを感じてしまうのもまた事実かなと。ただ、DVDを見てしまうとそういう細かいことは気にならなくなります。映像の力を改めて実感しました。高校生みたいなエリック・モーテンソン、ちょいワル風のマグナス・ヘンリクソン、相変わらず圧巻のパフォーマンスのJSS、みんなカッコいいです。アンコールでJSSのTシャツにマルセル・ヤコブの姿がプリントされているのを見て、思わずウルウルしてしまうなんていうのも映像があってこそ。客が意外に年齢高めだとか、会場が大きめのライブハウス程度だとかCDだけじゃ分からないし。それから、キーボード担当のロバート・サールがほとんど映っておらず、音もあまり聴こえないのが可哀相でした。

 評価 ★★★★★
 ★★★★★ 傑作
 ★★★★☆ 秀作
 ★★★☆☆ 佳作
 ★★☆☆☆ 凡作
 ★☆☆☆☆ 駄作
評価の基準(筆者の好み)については評価の基準についてをご覧ください。

■Tracks
[CD 1]
01. Walk Away (Erik Mårtensson/Robert Säll/Magnus Henriksson/Jeff Scott Soto)
02. Learn to Live Again (Robert Säll/Erik Mårtensson/Jeff Scott Soto/Johan Becker)
03. Invincible (Erik Mårtensson/Miqael Persson/Robert Säll)
04. I'll Be There (Erik Mårtensson/Miqael Persson/Robert Säll)
05. Love Heals (Robert Säll/Erik Mårtensson/Miqael Persson)
06. Rise Up (Erik Mårtensson/Robert Säll/Magnus Henriksson/Jeff Scott Soto)
07. Bleed & Scream (Erik Mårtensson/Magnus Henriksson/Miqael Persson)
08. Bad Boy (Robert Säll/Erik Mårtensson/Miqael Persson/Johan Becker)
09. Still Unbroken (Erik Mårtensson/Jeff Scott Soto/Robert Säll)
10. Broken Wings (Erik Mårtensson/Miqael Persson/Johan Becker)
11. I'll Be Waiting (Marcel Jacob/Jeff Scott Soto)
[CD 2]
01. If I Fall (Erik Mårtensson/Magnus Henriksson/Miqael Persson/Robert Säll)
02. Shot (Robert Säll/Erik Mårtensson/Miqael Persson)
03. Comes Down Like Rain (Erik Mårtensson/Miqael Persson)
04. The Great Fall (Robert Säll)
05. What You Want (Erik Mårtensson/Miqael Persson)
06. Brothers in Arms (Erik Mårtensson/Magnus Henriksson/Miqael Persson)
07. Mysterious (Marcel Jacob/Jeff Scott Soto)
08. One Love (Erik Mårtensson/Vivien Searcy)
Bonus Studio Tracks
09. Poison (Robert Säll/Erik Mårtensson/Miqael Persson)
10. Bigger Than Both of Us (Erik Mårtensson/Miqael Persson)
[DVD]
01. Walk Away
02. Learn to Live Again
03. Invincible
04. I'll Be There
05. Love Heals
06. Rise Up
07. Bleed & Scream
08. Bad Boy
09. Still Unbroken
10. Broken Wings
11. I'll Be Waiting
12. If I Fall
13. Shot
14. Comes Down Like Rain
15. The Great Fall
16. What You Want
17. Brothers in Arms
18. Mysterious
19. One Love

■Personnel
Jeff Scott Soto – Lead Vocals, Keyboards
Erik Mårtensson - Rhythm & Lead Guitar, Backing & Lead Vocals
Robert Säll - Keyboards, Guitar, Backing Vocals
Magnus Henriksson - Rhythm & Lead Guitar, Backing Vocals
Robban Bäck - Drums
Andreas Passmark - Bass

Lars Säfsund - Special Guest on Vocals on "The Great Fall"


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The Truth and a Little More / Eclipse (2001)

0323The Truth And A Little More









スウェーデンのメロハー・バンドEclipseの1stアルバム。このところ、ジェフ・スコット・ソート、ロバート・サールとのW.E.T.や、ロニー・アトキンスとのNordic Unionの他、プロデューサー、ソングライターとしても八面六臂の活躍を示し、すっかりシーンのキー・パーソンの一人となったエリック・モーテンソンのリーダー・バンドのデビュー作です。メンバーは、ボーカル、リズム・ギター、ベースを兼任するエリック・モーテンソンの他、リード・ギターのマグナス・ヘンリクソン、ドラムとキーボードのアンダース・ベルリンというトリオ編成。不完全な編成なのでメンバーだけではライブが出来ませんね。Work of Artといい、Houstonといい、近年のスウェーデンのバンドはこういう形態が多いのは何故なのかな。なお、本作は2001年にZ Recordsからリリースされましたが、既に廃盤となっていて再発もされず、長い間非常に入手しづらい状況が続いています。

さて音のほうですが、いかにも北欧風のすっきりしたメロディアス・ハードロック。先行するスウェーデンのバンドのエッセンスをあちこちに感じます。一番近いと思ったのはOut of This World、Prisoners in ParadiseのころのEuropeで、エリック・モーテンソンの声質と歌唱スタイルもその当時のジョーイ・テンペストを思わせるものがあります。もちろん曲ごとのバラエティは豊富で、様々なタイプの楽曲が楽しめます。特徴的なのは、曲のアレンジが凝っていてスタイリッシュなこと。これがこのバンドを個性的に感じさせるポイントでしょうか。メロディ・ラインよりアレンジ、アンサンブルが耳に残る感じです。その点ではWork of Artにも通じていると思いました。全曲が佳曲以上の出来で、デビュー作にしてこの充実ぶりはさすがはエリック・モーテンソンです。ただ、文句なしの名曲というレベルの楽曲はないのが残念。

リード・ギターのマグナス・ヘンリクソンは、上手い上にちょっとトリッキーなとろもあって中々面白いと感じました。#8"Songs Of Yesterday"ではゲストのキー・マルセロ(ex-Europe)がエモーショナルなギター・ソロを聴かせてくれ、マグナス・ヘンリクソンとの違いが見えて興味深いです。ゲストと言えば、マッツ・オラウソンが一部の曲でキーボードを弾いていますが、この人2015年に亡くなっていたんですね。知りませんでした。

 評価 ★★★★☆
 ★★★★★ 傑作
 ★★★★☆ 秀作
 ★★★☆☆ 佳作
 ★★☆☆☆ 凡作
 ★☆☆☆☆ 駄作
評価の基準(筆者の好み)については評価の基準についてをご覧ください。

■Tracks
01. Midnight Train (Erik Mårtensson/Magnus Henriksson)
02. The Truth (Erik Mårtensson)
03. The Only One (Anders Berlin/Erik Mårtensson)
04. Message of Love (Erik Mårtensson)
05. I Believe in You (Magnus Henriksson/Erik Mårtensson/Anders Berlin)
06. I Thought I Had It All (Erik Mårtensson)
07. The Way I Feel (Erik Mårtensson/Anders Berlin)
08. Songs of Yesterday (Erik Mårtensson/Magnus Henriksson)
09. A Little More (Erik Mårtensson)
10. Too Far (Magnus Henriksson/Erik Mårtensson)
11. How Many Times (Erik Mårtensson)
12. I Won´t Hide (Erik Mårtensson)

■Personnel
Erik Mårtensson - Vocals, All Rhythm Guitars, Bass
Anders Berlin - Hammond Organ, Keyboards, Drums, Percussion
Magnus Henriksson - Lead Guitars

Mats Olausson - Lead Keyboards on #11, All Keyboards on #9
Kee Marcello  - Lead Guitar on #8
David "Galen Gotlänning"Wallin - Backing Vocals
Madeleine Johansson - Cello on #8, #12
Anneli Magnusson - Backing Vocals on #10, #12

Producer - Eclipse, Fredrik Folkare


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Shining Line / Shining Line (2010)

0295Shining Line









メロハー/AORプロジェクトShining Lineのアルバムです。リリースはメロハー/AORに特化したドイツのインディーズ・レーベルAvenue of Alliesから。Shining Lineの作品は今のところこのアルバムのみですが、楽曲面でも演奏面でも非常に充実していて、まさにメロハー/AORの理想形の一つだと感じました。核となるメンバーはピエルパオロ・モンティ(Ds)とアモス・モンティ(B)で兄弟と思われます。この二人にアレッサンドロ・デル・ヴェッキオ(Key)、マルコ・ダンドレア(G)、マリオ・ペルクダーニ(G)が加わり、ベースとなるトラックが制作されているようです。全員イタリア人で数多くのメロハー系バンド、プロジェクトに参加している面々です。更に曲ごとに異なるヴォーカリストとギタリスト等がゲスト参加、実に豪華なメンバーが揃っています。人数が多すぎてタグに収めきれないので、各曲ごとに簡単に記しておきたいと思います。

01. Highway of Love (words&music : P. Monti)
哀愁メロディが印象的なAORハード。ヴォーカルはエリック・モーテンソン(Eclipse)、ギター・ソロはタンクレーディ・パラマラ(The LoveCrave)。

02. Amy (words : P. Monti - Harry Hess / music : P. Monti)
女性の名前をタイトルにしたロマンチックでポップな曲。ヴォーカルはハリー・ヘス(Harem Scarem)、キーボード・ソロはマイケル・T・ロス(Hardline)。

03. Strong Enough (words&music : P. Monti)
タイトルにピッタリなロビー・ラブランク(Blanc Faces)の力強い歌唱が活かされた曲。バック・ヴォーカルにブライアン・ラブランクも参加しています。ギター・ソロはトミー・エルモッリ(Khymera)、キーボード・オーケストラはダグラス・R・ドッカー(Docker's Guild)。

04. Heaven's Paths (music : A. Del Vecchio)
05. Heat of the Light (words&music : P. Monti)
イントロ的な小曲に続いてロビン・ベックが切々と歌い上げるパワー・バラード。ギターはマルコ・ダンドレアが担当。

06. Can't Stop the Rock (words : P. Monti - A. Del Vecchio / music : P. Monti)
どこか懐かしい感じのポップでメロディアスなロックンロール曲。筆者の一番のーお気に入りです。ヴォーカルはミカエル・アーランドソン(Last Autumn's Dream)で、彼のソロ・アルバムの曲と言われても違和感ないほどハマっています。ギター・ソロはマイケル・ヴォス(Mad Max, Casanova)で、これがまたかっこいい。

07. The Meaning of My Lonely Words (words : I. Varsi - A. Del Vecchio / music : I. Varsi)
マイケル・ショットン(Von Groove)が粘っこいヴォーカルを聴かせるソウル・バラード。ギターはイヴァン・ヴァルシ。

08. The Infinity in Us (words : P. Monti / music : P. Monti - A. Re)
ミドル・テンポの哀愁メロハー。リード・ヴォーカルにマイケル・ヴォス、バック・ヴォーカルにカールステン・リザード・シュルツ(Evidence One, Domain)、ギターはヴィニー・バーンズ(Ten)。

09. Still in Your Heart (words : P. Monti / music : P. Monti - A. Re)
ボブ・ハリス(Axe, Edge of Forever)、スー・ウィレッツ(Dante Fox)が歌うパワー・バラード。ギター・ソロはティム・マンフォード(Dante Fox)。

10. Homeless' Lullaby (words&music : P. Monti)
収録曲の中ではハードロック色が強い曲。ウルリッヒ・カールソン(M.ILL.ION)、カールステン・リザード・シュルツがリード・ヴォーカル、ヨハン・バリクイストン(M.ILL.ION)がバック・ヴォーカル。ギター・ソロはマルコ・パヴィック(Pavic)。

11. Follow the Stars (words&music : P. Monti)
AOR風味のゆったりしたバラード。歌うのはフィル・ヴィンセント(Tragik, Legion)、ギター・ソロはマット・フィリッピーニ(Moonstone Project)とマイケル・ヴォス。

12. Unbreakable Wire (words&music : P. Monti)
これもハードロック色の強いアップ・テンポのナンバー。ヴォーカルはブルーノロック(Brunorock)、ジャック・メイエ(Tygers of Pan Tang )、グラツィアノ・デムルタス、ギター・ソロはウォルター・カリアロとイタリア人で固めています。

13. Under Silent Walls - Part I - Blossom: From Night to Dawn (music : A. Re)
14. Under Silent Walls - Part II - Alone (words&music : A. Re / P. Monti)
15. Under Silent Walls - Part III - Overture: Death of Cupid (music : A. Re)
ラストは組曲形式で、ギター・インストに挟まれた本編はマイケル・ボーマン(Jaded Heart, Zeno)が歌っています。極上のメロディのバラードとなっています。イントロの情感豊かなギター・ソロはマルコ・タンシーニ(Moonshine, Shanatoa)。

収録曲のほとんどを書いているピエルパオロ・モンティの才能はすごいですね。楽曲の出来が良い上に、歌い手を決めてから作曲したかのようにそれぞれのヴォーカリストの個性にピッタリです。ヴォーカリストの見本市のようなアルバムなので、どんな歌い手か試しに聴いてみたいというような方にはうってつけの一枚だと思いました。

評価 ★★★★★
 ★★★★★ 傑作
 ★★★★☆ 秀作
 ★★★☆☆ 佳作
 ★★☆☆☆ 凡作
 ★☆☆☆☆ 駄作
評価の基準(筆者の好み)については評価の基準についてをご覧ください。

■Personnel
Pierpaolo Monti - Drums & Percussion
Amos Monti - Bass

Alessandro Del Vecchio - Keyboards & Vocals
Marco D'Andrea - Guitars
Mario Percudani - Guitars

Erik Martensson - Lead & Backing Vocals
Harry Hess - Lead & Backing Vocals
Robbie Lablanc - Lead & Backing Vocals
Brian Lablanc - Backing Vocals
Robin Beck - Lead Vocals
Mikael Erlandsson - Lead & Backing Vocals
Michael Shotton - Lead & Backing Vocals
Elisa Paganelli - Backing Vocals
Michael Voss - Lead & Backing Vocals, Guitar Solo
Carsten 'Lizard' Schulz - Lead & Backing Vocals
Bob Harris - Lead & Backing Vocals
Sue Willetts - Lead Vocals
Ulrich Carlsson - Lead Vocals
Johan Bergquist - Backing Vocals
Phil Vincent - Lead & Backing Vocals
Brunorock - Lead & Backing Vocals
Jack Meille - Lead & Backing Vocals
Graziano De Murtas - Lead & Backing Vocals
Michael Bormann - Lead & Backing Vocals
Tank Palamara - Guitar Solo
Tommy Ermolli - Guitar Solo
Ivan Varsi - Guitars
Vinny Burns - Guitar Solo
Tim Manford - Guitar Solo
Marko Pavic - Guitar Solo
Matt Filippini - Guitar Solo
Walter Caliaro - Guitar Solo
Marko Tansini - Lead Guitar
Michael T. Ross - Keyboard Solo
Douglas R. Docker - Keyboard Orchestra

Producer - Alessandro Del Vecchio


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Rise Up / W.E.T. (2013)

0266Rise Up









Work of Artのロバート・サール、Eclipseのエリック・モーテンソン、Talismanのジェフ・スコット・ソートによるメロハー・プロジェクトW.E.T.の2ndアルバム。単発で終るものと思っていたら意外にも2枚目が出たので、これには嬉しい驚きを感じました。そしてこの作品も前作に勝るとも劣らない傑作に仕上がっていて狂喜乱舞です。暗めのヴァースから仄かに光の射すブリッジを経て、一気に解き放たれて高く舞い上がるコーラスへという展開に悶絶する#1"Walk Away"から始まって、各曲に緻密なドラマが仕込まれています。捨て曲が無いどころか、全収録曲が名曲・佳曲のレベル。どの曲も2~3回聴けばコーラス部分が耳に馴染んで口ずさめるというキャッチーさ加減、これって何気にスゴイと思うんですよね。しかも、メンバー+ライターの幾通りもの組み合わせで曲が書かれており(今回はJSSも参加)、各曲の持つ表情が変化に富んでいる。百聞は一見に如かず、Work of Art、Eclipse、Talismanのファンの方でまだ未聴の方は一度聴いてみることをお薦めします。なお、日本盤ボーナス・トラック#13"Victorious"は、まさに北欧メロディック・メタルど真ん中の曲で、今回はこれが聴ける国内盤が断然良いです。

上記の3人以外のレコーディング・メンバーは、リード・ギターにマグナス・ヘンリクソン、ドラムにロバン・バックのEclipse組、1stと全く同じメンツです。また制作面の一切をエリック・モーテンソンが手がけているのも1stと同様です。全曲のソング・ライティングにタッチしているし、実演面でも#2"Learn to Live Again"で聴けるJSSとのツイン・ボーカルなんか、ものすごくカッコいいし。この人はほんと底知れない才能の持ち主ですね。もうすっかりメロハー界の顔役という存在になりました。

 評価 ★★★★★
 ★★★★★ 傑作
 ★★★★☆ 秀作
 ★★★☆☆ 佳作
 ★★☆☆☆ 凡作
 ★☆☆☆☆ 駄作
評価の基準(筆者の好み)については評価の基準についてをご覧ください。

■Tracks
01. Walk Away (Erik Mårtensson/Robert Säll/Magnus Henriksson/Jeff Scott Soto)
02. Learn to Live Again (Robert Säll/Erik Mårtensson/Jeff Scott Soto/Johan Becker)
03. Rise Up (Erik Mårtensson/Robert Säll/Magnus Henriksson/Jeff Scott Soto)
04. Love Heals (Robert Säll/Erik Mårtensson/Miqael Persson)
05. What You Want (Erik Mårtensson/Miqael Persson)
06. The Moment (Erik Mårtensson/Magnus Henriksson/Jeff Scott Soto)
07. Bad Boy (Robert Säll/Erik Mårtensson/Miqael Persson/Johan Becker)
08. On the Run (Erik Mårtensson/Jeff Scott Soto)
09. Broken Wings (Erik Mårtensson/Miqael Persson/Johan Becker)
10. Shot (Robert Säll/Erik Mårtensson/Miqael Persson)
11. Still Believe (Erik Mårtensson/Miqael Persson/Jeff Scott Soto)
12. Still Unbroken (Erik Mårtensson/Jeff Scott Soto/Robert Säll)
13. Victorious (Robert Säll/Erik Mårtensson/Miqael Persson) [bonus track]

■Personnel
Jeff Scott Soto – Lead Vocals
Erik Mårtensson - Rhythm & Lead Guitar, Bass, Keyboards, Backing Vocals
Robert Säll - Keyboards, Lead Guitar on #6
Magnus Henriksson - Lead Guitar
Robban Bäck - Drums

Producer - Erik Mårtensson
Executive Producer - Serafino Perugino

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