0077Fuel For The Fire
タレント・オーディション番組「IDOLS」で優勝したことをきっかけにデビューした、フィンランドの「メタル・アイドル」アリ・コイヴネンの1stアルバム。「メタル・アイドル」、、、なんだよそれ?って感じもしますが、単純に音だけ聴けば普通に良質なメタルです。フィンランドはかなりHR/HMが盛んな国のようで、HR/HMが当たり前のようにチャート・インしていたり、オーディション番組からメタル・シンガーが出てきたり、かなり羨ましい状況ですね。

「メタル・アイドル」アリ・コイヴネンのデビューにあたって楽曲を提供しているのは、Leverageのトゥオマス・ヘイキネン(Tuomas Heikkinen)、Urban Taleのキモ・ブロム(Kimmo Blom)、Thunderstoneのニノ・ロウレンネ(Nino Laurenne)、Stratovariusのティモ・トルキ(Timo Tolkki)、Nightwishのマルコ・ヒエタラ(Marco Hietala)、Sonata Arcticaのトニー・カッコ(Tony Kakko)などなど。曲ごとのクレジットがないので、誰がどの曲を書いたのか詳細は不明です。また、レコーディングに参加しているのは、Thunderstoneのニノ・ロウレンネとミルカ・ランタネン(Mirka Rantanen)、Kotipeltoのトゥオマス・ワイノラ(Tuomas Wäinölä)、45 Degree Womanのパシ・ヘイッキラ(Pasi Heikkilä)、Children of Bodomのヤンネ・ウィルマン(Janne Wirman)といった面々。そして、プロデュースはニノ・ロウレンネとパシ・ヘイッキラ。まさにフィンランドのHR/HMシーンの名だたるアーティスト総がかりのバックアップ体制といった感じです。

このアルバムのサウンドと曲調は、バックアップしているミュージシャン名、バンド名である程度想像がつくようなメロディック・メタルです。ただ、筆者はSonata ArcticaやStratovariusなどが特に大好物でもないので、正直あまりピンと来ませんでした。むしろパープルやレインボーを思わせる#4" Don't Try to Break Me"が一番良かったかな。しかし、メタルやハードロックが好きなのは分かりますが、少年ぽいって言うのか、どこか中性的で繊細なアリ・コイヴネンの声質や歌い方はメタル向きかどうか。ボーナス・トラックのビリー・ジョエルのカヴァー#13" Piano Man"のような素朴な曲のほうが似合っているような気がします。今のところ、この1st以降のアルバムは聴いていないのでなんとも言えませんが。

評価 ★★★☆☆
 ★★★★★ 傑作
 ★★★★☆ 秀作
 ★★★☆☆ 佳作
 ★★☆☆☆ 凡作
 ★☆☆☆☆ 駄作
評価の基準(筆者の好み)については評価の基準についてをご覧ください。 

■Tracks
01. God of War
02. Hear My Call
03. Fuel for the Fire
04. Don't Try to Break Me
05. Angels are Calling
06. I Fly
07. Our Beast
08. Losing My Insanity
09. Stay True
10. Stormwind
11. Heartstealer
※Bonus
12. Hetki Lyö
13. Piano Man
14. On the Top of the World (Radio Edit)
※Bonus (For Japan Only)
15. Don't Try to Break Me (Live)
16. Angels are Calling (Live)

■Personnel
Ari Koivunen – lead vocals

Nino Laurenne - rhythm guitars
Mikko Kosonen - lead and additional guitars
Tuomas Wäinölä – lead and additional guitars
Pasi Heikkilä – bass
Mirka Rantanen – drums
Mikko Kaakkuriniemi – drums
Janne Wirman – keyboards
Kimmo Blom - backing vocals
Pasi Rantanen - backing vocals
Pekka Heino - backing vocals
Pessi Levanto - additional keyboards on 10
Mikko Salovaara - lead and additional guitars on 12

Producer - Nino Laurenne, Pasi Heikkilä
Executive Producer - Petri Eklund