メロディアス・ハードロック名盤探訪 別館

哀愁・叙情・爽快...メロハー、AOR、ハード・ポップ、メロディック・メタルの傑作との出会いを求めて。

Axel Rudi Pell

Between the Walls / Axel Rudi Pell (1994)

0114Between the Walls
ドイツ人ギタリスト、アクセル・ルディ・ペルのソロ・プロジェクトの4枚目のアルバム。ジェフ・スコット・ソートをボーカルを迎えて2作目となります。楽曲、サウンドの傾向はこれまでのアルバムと変わらずメロハー寄りのメタルといった感じです。んー。。。オープニングのクリアー・トーンのギターがビビっていていきなり萎えます。ギターのコンディション不良か、または押さえ方が悪いのでしょう。アクセル・ルディ・ペルのギターのデタラメさには慣れたとは言え、さすがにこれは前代未聞。よくプロデューサーがOK出したなと思ったら、本人プロデュース。。。ダメだこりゃ。

相変わらず楽曲も編曲も稚拙で80年代のB級メタルを思わせますが、ジェフ・スコット・ソートとドラムのヨルグ・マイケルの力量に助けられて、なんとか聴ける音になっています。特にレインボー風の#5"Casbah"、#8"Innocent Child"はカッコよくて、ギター・ソロが出てくるまでアクセル・ルディ・ペルのアルバムだということを忘れそうになります。一方、フリーのカバー#7"Wishing Well"でのジェフ・スコット・ソートのボーカルが精彩を欠いているのが意外。ソウルフルに勢いよく歌う力は完璧なのに、引きずるようなブルージーな歌唱はちょっと苦手みたいですね。いろんな人にカバーされている曲ですが、今まで聴いた中で一番つまらないと思いました。

なお、本作からキーボードで参加しているジュリー・グロー(Julie Greaux)、タリスマンでもジェフ・スコット・ソートと共演していますが、ブックレットで見る限り結構な美人。ま、音には関係ないんですが。

評価 ★★★☆☆
 ★★★★★ 傑作
 ★★★★☆ 秀作
 ★★★☆☆ 佳作
 ★★☆☆☆ 凡作
 ★☆☆☆☆ 駄作
評価の基準(筆者の好み)については評価の基準についてをご覧ください。

■Tracks
01. The Curse (Pell)
02. Talk of the Guns (Pell, Soto)
03. Warrior (Pell, Soto)
04. Cry of the Gypsy (Pell, Soto)
05. Casbah (Pell)
06. Outlaw (Pell)
07. Wishing Well (Rodgers, Kirke, Yamauchi, Bundrick, Kossoff)
08. Innocent Child (Pell)
09. Between the Walls (Pell, Soto)
10. Desert Fire (Pell)

■Personnel
Axel Rudi Pell - guitars
Jeff Scott Soto - vocals, choir vocals
Jörg Michael - Drums
Volker Krawczak - Bass
Julie Greaux - Keyboards, choir vocals

Producer - Axel Rudi Pell, Ulli Pösselt 

Eternal Prisoner / Axel Rudi Pell (1992)


0104Eternal Prisoner
ドイツ人ギタリスト、アクセル・ルディ・ペルのソロ・プロジェクトの3作目。本作からボーカルにはジェフ・スコット・ソートが迎えられています。従来どおり全曲アクセル・ルディ・ペルの作品で、一部ジェフ・スコット・ソートが作詞で関与しています。アクセルの素人以下のギターを聴かされるはキツいのですが、ボーカルがジェフ・スコット・ソートならやっぱり聴かずにはおれません。1992年のアルバムなので、ジェフのキャリアで言えばタリスマンの1stの後、2ndの前ということになります。後年のような深みのあるボーカリストとして完成されておらず、まだ少し力任せ気味ではありますが、さすがはジェフ・スコット・ソート、見事な歌いっぷりです。元々このプロジェクトのリズム隊(ヨルグ・マイケル&フォルカー・クラウツァック)には力があるし、アクセルの曲メロ自体もシンプルながら悪くなかったのですが、そこにジェフのソウルフルな歌い回しが加わったことで、前2作に比べてかなり良いアルバムになりました。アクセルもジェフの実力を認めたのかこの後も彼を起用し続け、この後1997年まで計5枚のオリジナル・アルバムとライブ盤でジェフ・スコット・ソートがボーカルを務めることになります。

評価 ★★★☆☆
 ★★★★★ 傑作
 ★★★★☆ 秀作
 ★★★☆☆ 佳作
 ★★☆☆☆ 凡作
 ★☆☆☆☆ 駄作
評価の基準(筆者の好み)については評価の基準についてをご覧ください。

■Tracks
01. Streets of Fire (Pell, Soto)
02. Long Time (Pell, Soto)
03. Eternal Prisoner (Pell)
04. Your Life (Not Close Enough to Paradise) (Pell)
05. Wheels Rolling On (Pell, Soto)
06. Sweet Lil' Suzie (Pell, Soto)
07. Dreams of Passion (Pell)
08. Shoot Her to the Moon (Pell, Soto)
09. Ride the Bullet (Pell, Soto)

■Personnel
Jeff Scott Soto - lead and backing vocals
Axel Rudi Pell - lead, rhythm and acoustic guitars
Kai Raglewski - Keyboards
Volker Krawczak - Bass
Jörg Michael - Drums

Martin Hesselbach - Percussion on "Sweet Lil' Suzie"

additional choir - Oliver Recker, Martin Fernkorn, Thomas Erkelenz, Michael Lorant, Andreas Schöwe

Producer - Axel Rudi Pell, Ulli Pösselt 

Nasty Reputation / Axel Rudi Pell (1991)

0087Nasty Reputation
ドイツ人ギタリスト、アクセル・ルディ・ペルのソロ・プロジェクトの第二弾。1991年リリース。前作のボーカルはチャーリー・ハーンでしたが、今回はインペリテリでの活動などで知られるロブ・ロックがボーカルを担当しています。ドラムのヨルグ・マイケル、ベースのフォルカー・クラウツァックは前作に引き続いて参加。それから、バッキング・ボーカルにマイケル・ヴォス(マッド・マックス、カサノヴァ)も参加しています。プロデュースにはアクセル自身と前作のプロデューサーであるウリ・ポッセルトがクレジットされています。

さてこの2ndの感想は1stとほとんど同じことを書かなくてはなりません。とにかく、ギタリストのソロ・アルバムなのにギター・プレイがひどい。あまりにも下手クソすぎ。楽曲は悪くはないけれど取り立てて良くもない。ただし、ちょっといいメロディが出てくる。だからちょっと気になる。以上終わり!

あ、バンドはいいです。とりわけ、ヨルグ・マイケルのドラムはさすがです。はっと気づくとドラムばっかり聴いているなんてことになってしまいます。あ、それから、#5"When a Blind Man Cries"はパープルのカヴァー(シングル"Never Before"のB面)ですので、リッチーとアクセルのギターがどう違うか聴き比べてみると面白いと思います。

評価 ★★☆☆☆
 ★★★★★ 傑作
 ★★★★☆ 秀作
 ★★★☆☆ 佳作
 ★★☆☆☆ 凡作
 ★☆☆☆☆ 駄作 
評価の基準(筆者の好み)については評価の基準についてをご覧ください。

■Tracks
01. I Will Survive
02. Nasty Reputation
03. Fighting the Law
04. Wanted Man
05. When a Blind Man Cries
06. Land of the Giants
07. Firewall
08. Unchain the Thunder
09. Open Doors [Instrumental]
     Pt. I: Experience
     Pt. II: The Journey
     Pt. III: Sugar Big Daddy
All songs written by Pell and Rock
except 5 by Blackmore, Gillan, Glover, Lord, Paice

■Personnel
Rob Rock - Vocals
Axel Rudi Pell - Guitars
Kai Raglewski - Keyboards
Volker Krawczak - Bass
Jörg Michael - Drums

The Choir - Rob Rock, Michael Voss, Michael Böhler

Producer - Axel Rudi Pell and Ulli Pösselt 

Wild Obsession / Axel Rudi Pell (1989)

0075Wild Obsession
ドイツのHR/HMバンドSteelerのギタリストだったアクセル・ルディ・ペルが、バンドを離れて開始したソロ・プロジェクトによるアルバム第一弾。彼はこの後現在に至るまでほぼ年に1枚ずつアルバムを発表し続けています。この一作目のレコーディングに集められたメンバーはいずれもドイツのミュージシャンで、ベースにBonfireのヨルグ・ダイジンガー、U.D.O.のトーマス・ズムズンスキー、そしてSteeler時代の同僚フォルカー・クラウツァックの3人。ドラムには元Rage、後にStratovariusに加入するヨルグ・マイケル。キーボードにジョージ・ハーンとルトガー・コーニッヒ。そしてボーカルには、Ted Nugent、Gary Mooreのボーカリストを務めたチャーリー・ハーン。彼はアメリカ人ですが、80年代の後半はドイツのバンドVictoryに在籍していたので、ドイツのロック・シーンに縁があったのかも知れません。プロデューサーは、ドイツのHR/HMバンドのアルバムを多く手がけているウリ・ポッセルトです。

筆者はこのアルバムを初めて聴いたとき、アクセル・ルディ・ペルのリード・ギターに心底驚きました。思いつくまま指を動かしているだけの早弾きは不正確だし、フレーズは起承転結もなくとっ散らかっていて、失礼ながらアマチュア以下の技術とセンス。彼の作る楽曲もありきたりで、どこかで聴いたことのあるようなものばかり。よくこれでソロ・アルバムを出せたものだと思いました。チャーリー・ハーンはヘタなボーカリストではないし、バンドはそれなりの演奏をしているはずなのに、B級イメージばかり残ってしまいます。ところが、ときたまハッとするほど叙情的な歌メロが出てくるのです。アクセル・ルディ・ペル、何かのきっかけでとんでもない名曲が飛び出してくる可能性があるかもと期待させる何かがあります。

評価 ★★☆☆☆
 ★★★★★ 傑作
 ★★★★☆ 秀作
 ★★★☆☆ 佳作
 ★★☆☆☆ 凡作
 ★☆☆☆☆ 駄作 
評価の基準(筆者の好み)については評価の基準についてをご覧ください。

■Tracks
01. Wild Cat (Axel Rudi Pell)
02. Call of the Wild Dogs (Axel Rudi Pell, Charlie Huhn)
03. Slave of Love (Axel Rudi Pell, Charlie Huhn)
04. Cold as Ice (Axel Rudi Pell)
05. Broken Heart (Axel Rudi Pell)
06. Call Her Princess (Axel Rudi Pell)
07. Snake Eyes (Axel Rudi Pell, Charlie Huhn)
08. Hear You Calling Me (Axel Rudi Pell, Charlie Huhn)
09. Return of the Calyph from the Apocalypse of Babylon (Axel Rudi Pell)
10. (Don't Trust the) Promised Dreams (Axel Rudi Pell)

■Personnel
Axel Rudi Pell - guitars

Charlie Huhn - vocals, acoustic guitar on 3
Jörg Deisinger - bass on 3, 4, 5, 8
Thomas "Bodo" Smuczynski - bass on 1, 2, 7, 10
Volker Krawczak - bass on 6
Jörg Michael - drums
George Hahn - keyboards
Rüdiger König – additional keyboards

Producer - Ulli Pösselt

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