メロディアス・ハードロック名盤探訪 別館

哀愁・叙情・爽快...メロハー、AOR、ハード・ポップ、メロディック・メタルの傑作との出会いを求めて。

スウェーデン(Sweden)

Freedom Rock / H.E.A.T. (2010)


Freedom Rock











スウェーデンのメロハー・バンドH.E.A.Tの2ndアルバム。メンバーは、1sと変わらずケニー・レクレモ(Vo)、エリック・リヴァース(Gt)、デイヴ・ダロン(Gt)、ジミー・ジェイ(Ba)、クラッシュ(Dr)、ヨナ・ティー(Key)の6人編成。前作も素晴らしい作品でしたが、本作では楽曲の出来が更に良くなり、演奏面でのレベル・アップもうかがえます。このバンドはメンバー全員曲が書けるようなので、アルバムの統一感を保ちつつ各曲の表情が豊かなのが強みですね。また、ハーモニー・ボーカルを全面にフィーチャーして一段とスケールの大きなサウンドになっています。こうなると、ボーカルの魅力がイマイチなのが気になってきます。この後のボーカリスト交代劇につながる要因でしょうね。それから、せっかくのツイン・リード・ギターのハモが聴けなくなってしまったのも惜しまれます。しかしいずれにしても本作は、若々しく溌剌としたこのバンドの魅力が十分に感じられる好盤であることは間違いありません。

なお、国内盤にはボーナス・トラックが2曲収録されていて、2曲とも良い曲なので聴くなら国内盤をお薦めします。

評価 ★★★★☆
 ★★★★★ 傑作
 ★★★★☆ 秀作
 ★★★☆☆ 佳作
 ★★☆☆☆ 凡作
 ★☆☆☆☆ 駄作
評価の基準(筆者の好み)については評価の基準についてをご覧ください。

■Tracks
01. Beg Beg Beg (D. Dalone, J. Tee, K. Leckremo) 
02. Black Night (D. Dalone, J. Tee, K. Leckremo) 
03. Danger Road (D. Dalone, J. Tee, K. Leckremo) 
04. Shelter (J. Tee) 
05. We're Gonna Make It to the End (Crash)
06. Stay (J. Tee) 
07. Nobody Loves You (Like I Do) (D. Dalone)
08. Everybody Wants to Be Someone (D. Dalone, J. Tee)
09. I Know What It Takes (D. Dalone, J. Tee, K. Leckremo) 
10. Living in a Memory [Japanese Bonus Track] (K. Leckremo) 
11. Cast Away (E. Rivers, Leckremo) 
12. I Can't Look the Other Way (J. Jay)
13. Who Will Stop the Rain (D. Dalone, J. Tee, K. Leckremo) 
14. Tonight [Japanese Bonus Track]  (D. Dalone, J. Tee, K. Leckremo) 

■Personnel
Kenny Leckremo - Vocals
Dave Dalone - Guitars
Eric Rivers - Guitars
Jona Tee - Keyboards
Jimmy Jay - Bass
Crash - Drums

Producer – Michael Vail Blum


Shiftin' Gear / Alien (1990)

0292Shiftin' Gear









スウェーデンのメロディアス・ハードロック・バンドAlien(エイリアン)の2ndアルバム。1stと同じく大手のVirginからのリリースですが、メンバーはリーダーのトニー・ボルグ(Gt)と ピート・サンドべリ(Vo)の二人だけに減ってしまっています。トニー・ボルグがベースも兼任、足りないパートは助っ人ミュージシャンと打ち込みで間に合わせています。助っ人メンバーは、キーボードにベルント・アンダーソン、ドラムにイムレ・ダウン、プログラミングはプロデューサーのラース・ディドリクソン。ディドリクソンはSnowstorm、Don Patrolといったバンドのボーカリストでもありましたが、2017年の3月に亡くなっているようです。バック・ボーカルには、旧メンバーのジム・ジッドヘッド、加えて ヨラン・エドマンも参加しています。

本作は2013年にドイツのAOR Heavenによってリマスター・リイッシューされています。そのライナーを見ると、1stリリース後Virginレーベルからのツアーや新作制作へのプレッシャーに疲れてメンバーは次々離脱。トニー・ボルグはバンドを休止してソロ作品を作りたかったのに、レーベル側の強い要請でピート・サンドべリと二人だけで2ndのレコーディングを余儀なくされたらしいのです。そんな状態で制作された割には、楽曲の出来も良く聴き応えのあるアルバムとなっています。大名盤である1stに比肩するとまでは言えないものの、スロー~ミドル・テンポを主体としたマイルドな曲調、対照的にリッチー風にとんがったトニー・ボルグのギター、そしてピート・サンドべリの切なくエモーショナルな歌唱は、1stで焼き付けられたバンドのイメージを損なっていません。数々の名作を復刻しているAOR Heaven Classixシリーズのラインナップに取り上げられたのも納得です。なお、AOR Heaven盤にはデモ・バージョン4曲が追加収録されています。タイトルやアレンジが一部異なりますが3曲は本編収録曲、#13"Name Of Love"のみ本編未収録で、なんで外されたのか分からないくらい良い曲です。

オリジナルの他にカバー曲が2曲入っていますので、最後に簡単に触れておきます。#9"Don't Turn Me Away"はサザン・ロック・バンドWet WillieのアルバムManorisms (1977)収録曲。オリジナルを歌っているのはこのところジェフ・ベックと行動を共にすることの多いジミー・ホールです。#11"Hello How Are You"はオーストラリアのバンドThe Easybeatsの1968年のヒット曲。作曲はThe Easybeatsのメンバーで後に作曲チームとなるハリー・ヴァンダ&ジョージ・ヤングで、ちなみにこのジョージさんは、AC/DCのヤング兄弟のお兄さんです。

評価 ★★★★☆
 ★★★★★ 傑作
 ★★★★☆ 秀作
 ★★★☆☆ 佳作
 ★★☆☆☆ 凡作
 ★☆☆☆☆ 駄作
評価の基準(筆者の好み)については評価の基準についてをご覧ください。

■Tracks
01. Hold On Move On (Borg, Sandberg)
02. Give It Up (Borg, Sandberg)
03. Desperate Dreams (Borg, Sandberg)
04. Angel Eyes (Borg, Sandberg)
05. In The Dead Of Night (Borg, Sandberg)
06. Intro - Midnight Jam
07. Turn On The Radio (Borg, Sandberg)
08. Strangers In A No-Man's-Land (Borg, Sandberg)
09. Don't Turn Me Away (Duke)
10. Neon Lights (Borg, Sandberg)
11. Hello How Are You (Vanda, Young)
12. Desperate Dreams (Studio Bonus Demo)
13. Name Of Love (Studio Bonus Demo)
14. Dead Of Night (Studio Bonus Demo)
15. Hold On (Studio Bonus Demo)

■Personnel
Tony Borg – All Guitars, Bass
Pete Sandberg – Lead Vocals

Berndt Andersson - Hammond, Keyboards, Melodica
Imre Daun - Drums
Göran Edman - Backing Vocals
Jim Jidhed – Backing Vocals
Lars "Dille" Diedriksson - Drums & Keyboards Programming

Producer - Tony Borg, Lars "Dille" Diedriksson
Executive-Producer – Karl Onsbacke


Artwork / Work of Art (2008)

0291Work of Art









スウェーデンのメロハー/AORバンドWork of Art(ワーク・オブ・アート)の1stアルバム。メンバーはロバート・サール(Gt)、ラーズ・サフサンド(Vo)、ハーマン・フリン(Ds)のトリオ編成で、ベースと一部キーボードはゲスト・プレイヤーが担当しています。このバンド、「北欧のTOTO」と言われているとかいないとか。確かに先行するバンドではTOTOに近い印象を受けます。ただ熱くないんてすね、やっぱり。Urban Taleなんかもそうですが、ヨーロピアンAORというのか、北欧AORというのか。開襟シャツじゃなくて、セーターやカーディガン着てる感じ。計算・演出されたものなのか、自然とそうなるのか分かりませんが、お国柄や気候・風土が音に反映するっていうのは良いことだと思うのです。アイデンティティは大事ですよ、やっぱり。みんな同じじゃつまらないもの。

クレジットを見ると曲作りはロバート・サールが中心なので、彼がバンドのリーダーシップをとっているようです。全体として明るく高揚感のあるメロディとサウンド、ハイセンスなアレンジが秀逸。エリック・モーテンソン、ジェフ・スコット・ソートとのW.E.Tでは脇役に甘んじているロバート・サールですが、本業のこのバンドでは曲作りの面でも、ギター・プレイの面でも、その才能とセンスを遺憾なく発揮しています。また、ラーズ・サフサンドの伸びやかなボーカルは聴いていてとても気持ちよく、バンドのカラーにぴったりです。比較的新しいメロハー系のバンドの中では、かなりの有望株であることは異論のないところでしょう。ただ、決定打に欠ける印象が否めません。どのトラックも平均点を大きく上回っているのだけれど、死ぬほど強烈な曲は無いんです。心地良さや爽快感と胸に突き刺さるような感動を音楽的に両立させるのは、もしかしたら難しいのことなのかも知れませんが。。。
 
評価 ★★★★☆
 ★★★★★ 傑作
 ★★★★☆ 秀作
 ★★★☆☆ 佳作
 ★★☆☆☆ 凡作
 ★☆☆☆☆ 駄作
評価の基準(筆者の好み)については評価の基準についてをご覧ください。

■Tracks
01. Why Do I? (music & lyrics: Robert Säll)
02. Maria (music & lyrics: Robert Säll)
03. Camelia (music & lyrics: Robert Säll)
04. Her Only Lie (music & lyrics: Robert Säll)
05. Too Late (music & lyrics: Robert Säll)
06. Whenever U Sleep (music & lyrics: Robert Säll)
07. Once In A Lifetime (music: Lars Säfsund, lyrics: Niklas Löjdmark)
08. Piece Of Mind (music & lyrics: Robert Säll)
09. Lost Without Your Love (music & lyrics: Robert Säll)
10. Like No Other (music: Lars Säfsund, lyrics: Niklas Löjdmark)
11. Cover Me (music & lyrics: Robert Säll)
12. One Hour (music & lyrics: Robert Säll)
13. Camelia (acoustic version ) [Japanese bonus track]

■Personnel
Lars Säfsund - Vocals
Robert Säll - Guitar
Herman Furin - Drums

Keyboards & Programming - Work of Art

Andreas Olsson - Bass
Urban Danielsson - Bass on #5, #10, #12
Henning Axelsson - Keyboard soloon #6, #8
Andreas Dahlbäck - Bass vocals on #10

Producer – Lars Säfsund
Co-producer – Work of Art


Face The Truth / John Norum (1992)

0278Face The Truth










 1992年にリリースされたジョン・ノーラムの2ndソロ・アルバム。90年代初頭、彼はDon Dokkenのバンド・メンバーとなりアルバムUp from the Ashesの録音にも参加していました。その縁からか本作にはDon Dokkenで共にプレイしたミュージシャンが大挙参加しています。そしてボーカルはグレン・ヒューズ、ドラック中毒から抜け出して初の本格復帰作となりました。Dokken絡みのメンバーとグレン・ヒューズ(Up from the Ashesにもバック・コーラスで参加)、そしてプロデュースもUp from the Ashesと同じウィン・デイヴィスということで、スウェーデンのミュージシャンで固めた前作Total Controlと比べると、「北欧風」という要素はほとんどない図太いハードロック・アルバムに仕上がっています。楽曲・実演ともに完成度が高く、ジョン・ノーラムの最高傑作であり、名盤の名に恥じない作品でしょう。

#1"Face The Truth"
スリリングなリフ、縦横無尽なグレン・ヒューズのボーカル、水を得た魚のようなジョン・ノーラムのソロ、とにかく隅から隅までカッコいいスピード・チューン。本作のハイライトであると同時にジョンのベスト曲の一つです。

#2"Night Buzz"
ちょっと変わったギター・フレーズからスタートするミドル・テンポのヘヴィなナンバー。ボーカルはジョン・ノーラム自身。

#3"In Your Eyes"
叙情的なメロディが印象的なバラード。廃人寸前だったとされるグレン・ヒューズの歌唱は、そんなことを全く感じさせないほどに見事です。

#4"Opium Trail"
お約束のThin Lizzyカバー。Bad Reputation収録曲です。歌うのはもちろんジョン・ノーラムで、フィル・ライノットになりきったボーカル・スタイルが微笑ましい。

#5"We Will Be Strong"
いきなりジョーイ・テンペストの声が聴こえたときは、Europeかと思いました。Out of This Worldに入っていてもおかしくないような、ポップでゴージャスなハードロック。ジョン・ノーラムの歌うパートもあって、ケンカ別れしたはずが意外に仲良しな感じ。

#6"Good Man Shining"
ブリティッシュ・バンドのようなブルージーで粘っこいナンバー。近年のジョン・ノーラムの路線に近いかな。グレン・ヒューズのボーカルも、ジョンのギター・ソロも圧巻です。

#7"Time Will Find The Answer"
ゲイリー・ムーアのような泣きのギター・ソロから始まる、王道の哀愁ハードロックです。ボーカルはグレン・ヒューズ。曲も歌唱も演奏も完璧。#1と並ぶ本作のベスト曲。

#8"Counting On Your Love"
変則的なリフが印象的で、ほんのりクラシカル。クレジットを見るとヨラン・エドマンとピーター・ハーマンソンの名前があるので、もしかしたら1st用のマテリアルだったのかもしれません。ボーカルはグレン・ヒューズですが、ヨラン・エドマンが歌ってもイケるような曲です。

#9"Endica"
ミドル・テンポのギター・インスト。もう止まらないぜっ!て感じでジョン・ノーラム氏が弾きまくり倒しています。

#10"Still The Night"
グレン・ヒューズとパット・スロールが書いた曲。ハードロック・プロジェクトPhenomenaの第1作に収録されており、グレン・ヒューズからするとセルフ・カバーということになります。

#11"Distant Voices"
ややメタル寄りの猛烈な勢いのあるスピード・チューン。ボーカルはグレン・ヒューズ。ここではジョン・ノーラムのギターがとにかく凄まじい。アルバム全体に言えることですが、本作でのプレイは、Europe時代も含め彼のキャリアを通してベストではないかと思います。

なお、日本盤・ヨーロッパ盤とアメリカ盤は曲順・収録曲が異なっています。アメリカ盤には"We Will Be Strong"と"Still The Night"が省かれ、代わりにEPLive in Stockholm収録曲"Don't Believe a Word"、"Free Birds in Flight"が入っています。
 
評価 ★★★★★
 ★★★★★ 傑作
 ★★★★☆ 秀作
 ★★★☆☆ 佳作
 ★★☆☆☆ 凡作
 ★☆☆☆☆ 駄作
評価の基準(筆者の好み)については評価の基準についてをご覧ください。

■Tracks
01. Face The Truth (J. Norum/G. Hughes)
02. Night Buzz (J. Norum/H. Hildén/M. Meldrum)
03. In Your Eyes (J. Norum/P. Baltes/G. Hughes)
04. Opium Trail (S. Gorham/P. Lynott/B. Downey)
05. には (J. Norum/J. Tempest/B. Haggerty)
06. Good Man Shining (J. Norum/G. Hughes/M. Höglund/M. Attaque/T. Broman)
07. Time Will Find The Answer (J. Norum/B. White/G. Hughes)
08. Counting On Your Love (J. Norum/G. Hughes/J. Tempest/G. Edman/P. Hermansson)
09. Endica (J. Norum/P. Baltes)
10. Still The Night (G. Hughes/P. Thrall)
11. Distant Voices (J. Norum/G. Hughes/P. Baltes/B. White)

■Personnel
John Norum - Guitar, Vocals
Glenn Hughes - Vocals
Peter Baltes - Bass Guitar
Hempo - Drums

Joey Tempest - Vocals on "We Will Be Strong"
Billy White - Rhythm Guitar on "Time Will Find The Answer"
John Schreiner - Keyboards
Andy Lorber - Additional Backing Vocals
Mikkey Dee - Drums on "Distant Voices"

Producer - John Norum, Wyn Davis

 

1982 - 1992 / Europe (1993)

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Prisoners in Paradise
発表後に活動休止(実質解散)となったEurope(ヨーロッパ)ですが、その活動休止中の1993年にリリースされたベスト・アルバム1982 - 1992はワールド・ワイドで発売され、本国スウェーデンやフランスではゴールド・ディスクを獲得するなど、このバンドの人気の根強さを示すこととなりました。

収録曲は解散前の5枚のオリジナル・アルバムからバランスよくセレクトされて年代順に並べられており、ベスト盤であると同時に、タイトルが示すように1982年から1992年までのEuropeの音楽の変遷を確かめられる企画盤となっています。また、オリジナル・アルバムを全て聴いてきているリスナーにとっても、何曲かのレア・トラックに興味を惹かれます。#8"On Broken Wings"は、シングルThe Final CountdownB面に収められた曲で、スムーズなサウンドとキャッチーなメロディはいかにもこの時期のEuropeらしい。#14"Prisoners In Paradise (Single Edit)"はタイトルどおりのシングル・バージョン。#15"I'll Cry For You (Acoustic Version)"はストックホルムでのアコースティック・ライブで、カントリー・テイストのカラっとした音には元バージョンとはまた違う味があります。#16"Sweet Love Child"はアルバム未収録の渋いバラードで、いわばこのアルバムの目玉。ジョーイ・テンペストの切々とした歌唱、キー・マルセロのよく歌うギター・ソロが秀逸で、これは名曲レベルでしょう。#17"Yesterday's News"はPrisoners in Paradise日本盤ボーナス・トラックだったジミヘン風の曲。

なお、後年"The Final Countdown (2000 Edit)"を追加して1982 - 2000というタイトルで再リリースもされています。この"2000 Edit"はくだらないダンス・ミックスで、このバンドのファンやHR/HMリスナーにとっては無用の長物以外の何物でもありません。

 評価 ★★★★★
 ★★★★★ 傑作
 ★★★★☆ 秀作
 ★★★☆☆ 佳作
 ★★☆☆☆ 凡作
 ★☆☆☆☆ 駄作
評価の基準(筆者の好み)については評価の基準についてをご覧ください。

■Tracks
01. In the Future to Come (J. Tempest)
02. Seven Doors Hotel (J. Tempest)
03. Stormwind (J. Tempest)
04. Open Your Heart (J. Tempest)
05. Scream Of Anger (J. Tempest/M. Jacob)
06. Dreamer (J. Tempest)
07. The Final Countdown (J. Tempest)
08. On Broken Wings (J. Tempest)
09. Rock The Night (J. Tempest)
10. Carrie (J. Tempest/M. Michaeli)
11. Cherokee (J. Tempest)
12. Superstitious (J. Tempest)
13. Ready Or Not (J. Tempest)
14. Prisoners In Paradise (Single Edit) (J. Tempest)
15. I'll Cry For You (Acoustic Version) (J. Tempest/N. Graham)
16. Sweet Love Child (J. Tempest/K. Marcello/M. Michaeli)
17. Yesterday's News (J. Tempest/K. Marcello/J. Levén/I. Haugland/M. Michaeli)

■Personnel
Joey Tempest – Vocals, Acoustic Guitar (#1-6), Keyboardsr(#1-6)
John Norum – Guitar (#1-11)
Kee Marcello – Guitar (#12-17)
John Levén – Bass
Mic Michaeli – Keyboards (#7-17)
Tony Reno – Drums (#1-6)
Ian Haugland – Drums (#7-17)

Producer – Europe (#1, 2, 15), Leif Mases (#3-6), Kevin Elson (#7-11), Ron Nevison (#12, 13), Beau Hill (#14, 16, 17)

 
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