メロディアス・ハードロック名盤探訪 別館

哀愁・叙情・爽快...メロハー、AOR、ハード・ポップ、メロディック・メタルの傑作との出会いを求めて。

Total Stranger

Obsession / Total Stranger (2002)

0155Obsession










アル・ラングレイドをリーダーとするカナダのハードロック・グループ、トータル・ストレンジャーの2ndアルバム。1stには"Paradise"という文句なしの名曲があり、その他にもメロディアス・ファンの琴線に触れる佳曲がいくつもあったのですが、残念ながらこのバンド、本作で迷路にはまり込んでしまったようです。腰砕けになったVon Grooveというか、身を持ち崩したLed Zeppelinというか、只々冗長で退屈な楽曲が詰め込まれています。今更のように中途半端なダークさが耳につく点もマイナス・ポイント。Zeppelin風なリズムとか、アコギの使い方のセンスとか、ところどころいい所もあるし、アル・ラングレイドのブルージーな歌い回しも結構好きなんですが、何度も聴きたくなるような作品ではありませんでした。解散したのか自然消滅したのか、あるいは今でも活動中なのか一切分かりませんが、これ以降トータル・ストレンジャーの新作のリリースは無いようです。なお、このアルバムは1stとの2枚組で販売されていて、2ndを買うと1stがオマケについてくるというお得(なのか)な仕様となっています。

評価 ★★☆☆☆
 ★★★★★ 傑作
 ★★★★☆ 秀作
 ★★★☆☆ 佳作
 ★★☆☆☆ 凡作
 ★☆☆☆☆ 駄作
評価の基準(筆者の好み)については評価の基準についてをご覧ください。

■Tracks
01. Cream/Believe Yourself (A. Pelletier)
02. Obsession (A. Pelletier/J. Flynn/A. Langlade)
03. Rising Sun (A. Pelletier)
04. Life After Life (A. Pelletier/A. Langlade)
05. Erotic (A. Langlade/T. Langlade)
06. Vision Of The Very Young (A. Langlade)
07. Mistaken Ways (J. Flynn)
08. Hey You (A. Pelletier)
09. Wildest Dreams (A. Langlade)
10. Little Something (A. Pelletier)

■Personnel
Al Langlade – lead vocals, acoustic guitar
Andre Pelletier – lead guitar, acoustic guitar, backing vocals
Rolly Saulnier – bass guitar, backing vocals
Peter Martin – drums & drum like things
Jamie Flynn – keyboards, guitar, backing vocals (lead vocals on "Mistaken Ways") 

Total Stranger / Total Stranger (1996)

0041Total Stranger

カナダのメロディアス・ハードロック・グループ、トータル・ストレンジャーの1996年リリースの1st。1984年ボーカルのアル・ラングレイドを中心に結成、ライブを繰り返しつつ、91~95年にかけて3回にわたってデモ・レコーディングを行い、その音源をまとめてやっとアルバム・デビューにこぎつけたというもの。苦節5年の結晶の1stアルバムというわけです。全12曲のうち8曲は、同じカナダのメロハー・バンドであるヴォン・グルーヴのマシュー・ジェラードがプロデュースしています。また、アル・ラングレイドはヴォン・グルーヴのアルバムにバッキング・ボーカルで参加するなど、ヴォン・グルーヴとは関係が深いようです。そんなこともあって、このアルバムの曲調、サウンドもやはりヴォン・グルーヴに少し似た雰囲気です。

収められたトラックのレコーディング時期が同じでないせいか、若干サウンドにバラつきがありますが、#1"Paradise"は哀愁系メロディアスハード曲として出色のものです。ハードなギター・サウンド、美しく切ないリードメロディ、エモーショナルな歌いまわし、全てが最高、名曲間違いなしです。#2"Bed Of Lies"、#9"The Mask"も同系統の曲で、どれもメロハーグループならでは良い曲だと思います。他の曲もバラエティ豊かで飽きさせません。ボーナス・トラックの#12"To the City"はちょっとディジー・ミス・リジーみたいで意外ですが、リズムがビシッとしてかっこいい。#13"Paradise"のアコースティック・バージョンで締めくくられるのも、付け足しのボーナスっぽくなくて自然な流れです。

なお、この1stと2ndのカップリング盤も発売されていますので、2枚とも買い揃えるならそちらがお得だと思います。

評価 ★★★★☆
 ★★★★★ 傑作
 ★★★★☆ 秀作
 ★★★☆☆ 佳作
 ★★☆☆☆ 凡作
 ★☆☆☆☆ 駄作
評価の基準(筆者の好み)については評価の基準についてをご覧ください。

■Tracks
01. Paradise (A. Pelletier, A. Langlade, J. Kenyon)
02. Bed Of Lies (A. Pelletier, A. Langlade)
03. Shy Away (A. Langlade)
04. Can't Stop (A. Pelletier, A. Langlade, R. Saulnier)
05. Yesterday (A. Langlade)
06. Guardian (A. Pelletier)
07. Can't Win For Loosin' (A. Langlade, R. Kett)
08. Nothin's Missin' (A. Langlade)
09. The Mask (A. Langlade)
10. Big Dream (A. Langlade, R. Saulnier)
11. Shoulder To Cry On (A. Langlade)
12. To the City [Bonus] (A. Langlade)
13. Paradise (acoustic version) [Bonus] (A. Pelletier, A. Langlade, J. Kenyon)

■Personnel
Al Langlade – vocals, acoustic 12/6 guitar, keyboards
Andre Pelletier – guitar, acoustic 12/6 guitar, backing vocals
Rolly Saulnier – bass, backing vocals
Peter Martin – drums, percussion
Jamie Flynn – keyboards, acoustic guitar, backing vocals

Ron Fathers – additional backing vocals
Steve McPhil – additional backing vocals
Howie Turner – additional backing vocals
Matt Castelli – additional backing vocals
Jeff Lahde – additional backing vocals
Atilla Turi – drums on 12
Chriss Bruce – bass on 12

Producer - Matthew Gerrard & Total Stranger
except 5, 6, 7 produced by Total Stranger, 12 produced by Atilla Turi



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