カナダのハードロック・トリオVon Grooveの6枚目のアルバム。オリジナル・アルバムとしては5作目となります。ラインナップはデビューから一切変わらず、ムラデン(G)、マシュー・ジェラード(B)、マイケル・ショットン(Ds, Vo)という面々です。
元々このバンドにはLed Zeppelinの影響が感じられましたが、本作はこれまで以上にストレートにZEP風な音になっています。#3"South of Zero"なんかは歌詞まで"Living Loving Maid"のオマージュでしょう。収録曲はどれもずっしり重いグルーヴがとにかくカッコいい。そしてVon Grooveらしくどこかひねくれたような、とぼけたような味わいがあって、しかもメロディアスです。異色なのはインスト曲#8"Jack the Riffer"。圧倒的にスリリングかつパワフルで、3人の演奏力の高さをまざまざと見せ付けられます。
4thアルバムTest of Faithまでは日本盤も発売されていたのに、いつの間にか日本でのリリースは無くなり、バンドは続いているのか解散したのかも分からなくなってしまいました。マシュー・ジェラードはすっかりソング・ライター、プロデューサーとして結構な売れっ子になっちゃってるし。あと一枚The Seventh Dayが残っていますが、これがラスト・アルバムとなってVon Groove消滅というのでは寂しいですね。
元々このバンドにはLed Zeppelinの影響が感じられましたが、本作はこれまで以上にストレートにZEP風な音になっています。#3"South of Zero"なんかは歌詞まで"Living Loving Maid"のオマージュでしょう。収録曲はどれもずっしり重いグルーヴがとにかくカッコいい。そしてVon Grooveらしくどこかひねくれたような、とぼけたような味わいがあって、しかもメロディアスです。異色なのはインスト曲#8"Jack the Riffer"。圧倒的にスリリングかつパワフルで、3人の演奏力の高さをまざまざと見せ付けられます。
4thアルバムTest of Faithまでは日本盤も発売されていたのに、いつの間にか日本でのリリースは無くなり、バンドは続いているのか解散したのかも分からなくなってしまいました。マシュー・ジェラードはすっかりソング・ライター、プロデューサーとして結構な売れっ子になっちゃってるし。あと一枚The Seventh Dayが残っていますが、これがラスト・アルバムとなってVon Groove消滅というのでは寂しいですね。
評価 ★★★★☆
★★★★★ 傑作
★★★★☆ 秀作
★★★☆☆ 佳作
★★☆☆☆ 凡作
★☆☆☆☆ 駄作
評価の基準(筆者の好み)については評価の基準についてをご覧ください。■Tracks
01. Drivin off the Edge of the World
02. I Can't Find My Groove
03. South of Zero
04. Stone Soldier
05. Slide
06. Blue Murder
07. Control
08. Jack the Riffer
09. Cold to You
10. I Found Heaven
■Personnel
Mladen - Guitars
Matthew Gerrard - Bass
Michael Shotton - Drums, Vocals