メロディアス・ハードロック名盤探訪 別館

哀愁・叙情・爽快...メロハー、AOR、ハード・ポップ、メロディック・メタルの傑作との出会いを求めて。

Aldo Nova

Subject/Aldo Nova (1983)

0119Subject










カナダのマルチ・ミュージシャン、アルド・ノヴァの2作目。デビュー作はダブル・プラチナを獲得するほど売れましたが、本作はゴールド止まりのようです。サウンドは前作と同じく、いかにも80年代らしいきらびやかでスペーシーなもの。曲調もヴォーカル・スタイルもギターも前作同様です。うーん、曲は悪くないのですが展開が似たり寄ったりだし、この声量のない口先ヴォーカルでは何枚もアルバム聴けないかな。

サポート・ミュージシャンについて触れておくと、ドラムのビリー・カーマッシはこの後Jet Red、Macalpineなどに参加。カール・ディクソン(カナダのメロハー・バンドConey Hatchのメンバーで、#5"Hey Operator"の作者)のアルバムでもドラムを敲いています。1曲だけの参加ですが、チャック・バーギはBent Out of Shapeの頃のRainbowのドラマー。それから、ベースのニール・ジェイソンは裏ジャケの表記でNeal Jasonとなっていますが、もしかしたらNeil Jasonの間違いなんじゃないかな。アルド・ノヴァの3作目TwitchにはNeil Jasonとクレジットされてるし。あらゆるジャンルで数多くのレコーディング・セッションをこなしている名ベーシストです。同じくベースのデヴィッド・サイクスは後にGiuffria、Bostonなどに参加しています。

評価 ★★★☆☆
 ★★★★★ 傑作
 ★★★★☆ 秀作
 ★★★☆☆ 佳作
 ★★☆☆☆ 凡作
 ★☆☆☆☆ 駄作
評価の基準(筆者の好み)については評価の基準についてをご覧ください。  

■Tracks
01. Subject's Theme (Aldo Nova)
02. Armageddon (Race Cars) (Aldo Nova)
03. Armageddon (Aldo Nova)
04. Monkey on Your Back (Aldo Nova)
05. Hey Operator (Carl Dixon)
06. Cry Baby Cry (Aldo Nova)
07. Victim of a Broken Heart (Aldo Nova,Tony Bruno)
08. Africa (Primal Love)  (Aldo Nova)
09. Hold Back the Night (Aldo Nova, Dwight Druick)
10. Always Be Mine (Aldo Nova)
11. All Night Long (Aldo Nova)
12. War Suite (Aldo Nova)
13. Prelude to Paradise (Aldo Nova)
14. Paradise (Aldo Nova)

■Personnel
Aldo Nova - All Instruments & vocals

Billy Carmassi - drums
Chuck Burgi - drums on track 10
Neal Jason - bass on tracks 8, 9, 10, and 12
David Sikes - bass on track 5
Steve Buslowe bass on track 11
Denis Chartrand - acoustic piano on track 7
Kevin Carlson - 2nd guitar Solo on tracks 3 and 12

Producer - Aldo Nova
Executive Producer - Val Azzoli 

Aldo Nova / Aldo Nova (1981)

0011Aldo Nova

カナダ出身のアルド・ノヴァのデビュー作です。収められているのは全曲彼の作品、ヴォーカルはもちろん、drums以外の全てのパートをほとんど一人でこなすというマルチ・プレイヤー。アレンジ、プロデュースも自分自身で行っています。全編ポップなハードロックで、80年代初頭にいかにもヒットしそうなサウンドです。実際、Billboardのアルバム・チャートで8位を記録し、ダブル・プラチナ(1994年までの累計)を獲得しているので、結構売れたアルバムとということになります。また、1曲目の"Fantasy"はシングルカットされ、こちらもBillboardチャート23位となっています。当時テレビでよくこの曲のPVが流れていましたが、小柄な優男が腰を振りながら歌う姿が印象的でした。この人はどこか小悪党風のインチキくささがあるのですが、それが逆にリアルな情感を表現しているように感じます。特に、切ないをメロディを口先だけで歌う"Ball and Chain"と"Can't Stop Lovin' You"は泣けてくるほど絶品のバラードです。もう一点、ギターは決して超絶テクニックの持ち主というわけではありませんが、いかにもレスポールらしい濡れた音色で泣きのフレーズを聴かせてくれます。これも好印象です。

アルド・ノヴァはこの後も何枚かアルバムをリリースしますが、この1stほどにはヒットしていません。むしろ、Jon Bon Jovi、Céline Dion、Faith Hillなど多くのアーティストの、ソング・ライター、プロデューサーとしてのキャリアのほうが目立つようです。

評価 ★★★★☆
 ★★★★★ 傑作
 ★★★★☆ 秀作
 ★★★☆☆ 佳作
 ★★☆☆☆ 凡作
 ★☆☆☆☆ 駄作
評価の基準(筆者の好み)については評価の基準についてをご覧ください。

■Tracks
01. Fantasy (Aldo Nova)
02. Hot Love (Aldo Nova)
03. It's Too Late (Aldo Nova)
04. Ball and Chain (Aldo Nova)
05. Heart to Heart (Aldo Nova)
06. Foolin' Yourself (Aldo Nova)
07. Under the Gun (Aldo Nova)
08. You're My Love (Aldo Nova)
09. Can't Stop Lovin' You (Aldo Nova)
10. See the Light (Aldo Nova)
11. Foolin' Yourself (Alternate Version) [Bonus Track] (Aldo Nova)

■Personnel
Aldo Nova – vocals, guitars, bass, keyboards

Terry Martell – drums
Michel Lachapelle – drums
Michel Pelo – bass
Roberto Biagioni – bass
Denis Chartrand – acoustic piano, keyboards
Daniel Barbe – backing vocals
Dwight Druick – backing vocals

Producer - Aldo Nova
Executive Producer - Lennie Petze, Val Azzoli

記事検索
カテゴリ別アーカイブ
プロフィール

トンキチ

タグクラウド
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ