0337So Far, So Bad









1993年にリリースされたイギリスのハードロック・バンドBurnの1stアルバム。ベタなバンド名とダサいジャケットとは裏腹にこれは中々の好盤です。いかにもメインストリーム(当時の)的な明るい音作りといい、ボーカルの歌唱スタイルや元気いっぱいのコーラスといい、明らかにBon Joviの線を狙っている印象。Bon Joviより少しばかりハードロック色は強いかな。いずれにしても、イギリスのバンドとしては暗さや湿り気が少なく、アメリカンなサウンドになっているのが特徴だと思います。ハードポップ調をメインに、アコースティカルなバラード、16ビートのハネもの等々曲調の幅は広く、飽きさせません。メロディラインもキャッチーで、アレンジ、アンサンブルにも工夫のあとが伺えます。というわけで収録曲全て佳曲なんですが、#3"So Far, So Bad"、#5"Boy's Night Out"、#7"Time and Time Again"、#8"We Are the Young"、#10"Into the Fire"は特に気に入りました。また、特筆すべきはバンドの演奏力の高さ。とりわけベースの躍動感、グルーヴ感は見事の一言です。このベースのおかげでインストパート全体のクォリティが上がっている感じです。

バンド・メンバーはジェフ・オグデン(vo)、ラブ・デヴェニー(g)、カール・ビー(ds)、マーク(b)とバーニー(key)のスタックハウス兄弟という5人編成。この後、メンバー・チェンジや活動停止といった紆余曲折を経ながら、スタックハウス兄弟を中心に現在でも活動を継続しているようです。

評価 ★★★★☆
 ★★★★★ 傑作
 ★★★★☆ 秀作
 ★★★☆☆ 佳作
 ★★☆☆☆ 凡作
 ★☆☆☆☆ 駄作
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■Tracks
01. Knock Me Out
02. Maybe It's Love
03. So Far, So Bad
04. Standing on the Edge
05. Boy's Night Out
06. Rip It Up
07. Time and Time Again
08. We Are the Young
09. Doctor's Orders
10. Into the Fire
All songs Written by Stackhouse/Ogden/Stackhouse/DeVenney/Bee

■Personnel
Jeff Ogden - Vocals
Marc Stackhouse - Bass Guitar
Karl Bee - Drums
Barney Stackhouse - Keyboards
Rab DeVenney - Lead Guitar

Producer - Burn