メロディアス・ハードロック名盤探訪 別館

哀愁・叙情・爽快...メロハー、AOR、ハード・ポップ、メロディック・メタルの傑作との出会いを求めて。 メロディック・ロックのアルバムをレビューしていくブログです。

Oliver Weers

Evil's Back / Oliver Weers (2011)

0391Evil's Back









デンマークを拠点に活動するドイツ人ボーカリスト、オリヴァー・ウィアーズの2ndアルバム。前作ではリズム隊にWhitesnakeのマルコ・メンドーサとトミー・アルドリッジを起用していましたが、今回はバンドは全員デンマーク人ミュージシャンとなっています。メンバー・チェンジはあったものの、サウンドはソリッドかつハードなもので前作から変更なし。若干メタル寄りになって、また部分的に味付け程度のダークさはありますが、良いアクセントにはなっていると思います。楽曲も概ね出来は良く、#8"Much Too Much"、#11"Demolition Man"などは特に気に入りました。ただ、やっぱりオリヴァー・ウィアーズのボーカルは一本調子で大味な感が否めません。デビット・カヴァーデイルやその系列のボーカリストの旨さを期待すると肩透かしとなってしまうでしょうね。

評価 ★★★☆☆
 ★★★★★ 傑作
 ★★★★☆ 秀作
 ★★★☆☆ 佳作
 ★★☆☆☆ 凡作
 ★☆☆☆☆ 駄作
評価の基準(筆者の好み)については評価の基準についてをご覧ください。

■Tracks
01. Intro
02. Evil's Back
03. All My Life
04. Without You
05. Hero
06. Need It Bad
07. Beautiful Rain
08. Much Too Much
09. Fighting The Mountains
10. Devil's Chain
11. Demolition Man
12. Rainbow Star

■Personnel
Oliver Weers - Vocals
Anders Bo Jespersen - Guitars
Lakis Ragazas - Guitars
Anders Borre Mathiesen - Bass, Keyboards, Guitars
Morten Hellborn - Drums

Rebecca Louise Armstrong - Vocals (track 5)
Henrik Berger - Guitars (track 5)
Bastian Schneider - Cello (tracks 2, 8, 10, 12)
Alexander Kraglund - Violin, Viola (tracks 2, 8, 10)

Producer - Anders Borre Mathiesen

Get Ready / Oliver Weers (2008)

0253Get Ready









デンマークを拠点に活動するドイツ人ボーカリスト、オリヴァー・ウィアーズの1stソロ・アルバム。セッション・ギタリスト、プロデューサーとして知られるセーレン・アンデルセンが、作曲・演奏・プロダクションの全ての面でバックアップして制作されています。リズム隊は2002年の再結成Whitesnakeのメンバー、マルコ・メンドーサとトミー・アルドリッジ。また、1曲だけギター・ソロでクレジットされているTimmy Chrisとは、Dizzy Mizz Lizzyのティム・クリステンセンじゃないかと思います。

収録曲はアップテンポのロックンロール調のものを中心に、#6"Crawling Back Again"やビョークのカバー#8"Army of Me"などちょっとダークでヘヴィな曲や、クィーンのカバー#12"The Show Must Go On"を取り混ぜて、曲調に変化ををもたせています。バンドの演奏も当然きっちりしていて、まあ全体にオーソドックスで安定感のあるハードロック・アルバムだと思います。ただ、サウンドはボトムが弱くて、バスドラはペタンペタンと薄っぺらな音だし、ステレオのBassを思いっきり上げないとせっかくのマルコ・メンドーサのベースがあまり聴こえません。何トラックも被せたギターばっかりデカくて、リズムセクションが引っ込んでしまい、結果バンドのグルーヴが感じられない。サウンド・プロダクションの面でこれはちょっといただけないです。

オリヴァー・ウィアーズのボーカル・スタイルは、ジャケット写真のイメージに違わず男臭くてパワフル。リズム隊がWhitesnake組ということもあって、デビット・カヴァーデイルを意識した売り出し方になっているようです。声質や歌いまわしは確かにデビカバに通じるものがあるし、音圧・安定感から言ったらこの人のほうが上かもしれない。ただし、デビカバが若いときから、いやむしろ若いときの方が歌唱にコクと旨みがあったのに比べて、オリヴァーさんはちょっと大味。豪快と言えば聞えはいいのですが、パワーで押し切ってる感が否めません。ロックンロール調の楽曲だと一層それが顕著なので、#11"Get Ready"や#13."Demolition Man"のように、音に間があってややブルージーな曲調のほうが似合っているように感じました。

評価 ★★★☆☆
 ★★★★★ 傑作
 ★★★★☆ 秀作
 ★★★☆☆ 佳作
 ★★☆☆☆ 凡作
 ★☆☆☆☆ 駄作
評価の基準(筆者の好み)については評価の基準についてをご覧ください。

■Tracks
01. Calling Out for You (Andersen/Weers)
02. Hands High (Andersen/Weers)
03. Even Giants Cry (Berger/Andersen/Weers)
04. First Day of Our Life (Andersen/Weers)
05. Will You Be Mine (Berger/Andersen/Weers)
06. Crawling Back Again (Andersen/Weers)
07. Angel (Andersen/Weers)
08. Army of Me (Björk/Massey)
09. Pleasure Train (Andersen/Weers)
10. Coming Home (Winther-John/Andersen/Weers)
11. Get Ready (Andersen/Weers)
12. The Show Must Go On (Mercury/May/Taylor/Deacon)
13. Demolition Man [bonus track] (Weers/Jespersen/Mathiesen)

■Personnel
Oliver Weers - Vocals
Søren Andersen - Guitars
Tommy Aldridge - Drums
Marco Mendoza - Bass

Timmy Chris - Guitar Solo on 2
Henrik Berger - Rhythm Guitar &1st Guitar Solo on 3, Solo on 5
Jane Clark - Violin on 6 & 12

Producer - Søren Andersen

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