メロディアス・ハードロック名盤探訪 別館

哀愁・叙情・爽快...メロハー、AOR、ハード・ポップ、メロディック・メタルの傑作との出会いを求めて。 メロディック・ロックのアルバムをレビューしていくブログです。

Masquerade

Surface of Pain / Masquerade (1994)

0403Surface Of Pain









スウェーデンのハードロック・バンドMasqueradeの2ndアルバム。1stは全盛期TNTそのまんまの透明感溢れる北欧メタル/ハードポップをやっていましたが、本作は一転してグランジ/オルタナ路線に舵を切り、ヘヴィで濁った音の洪水となってしまいました。トニー・ハーネルばりのハイトーン・ボーカルもやけにワイルドなものに変わりました。当時賛否両論の意見があったようですが、筆者は完全に否の方です。音の好みということもさることながら、このバンドの姿勢に首を傾げざるを得ません。TNTの物真似でデビューして、そのTNTが解散すると今度は時流に乗ってグランジ化するという主体性の無さ、節操の無さには呆れてしまいます。同時代・同世代のバンドの物真似という点ではEmerald Rainと共通していますが、あちらは本家のHarem Scaremが音楽性をいろいろ変えても最後まで同じ路線を貫くという潔さがあるだけマシでした。Masqueradeは本作の後に3rdも出しているようですがもう聴く気はしません。

評価 ★★☆☆☆
 ★★★★★ 傑作
 ★★★★☆ 秀作
 ★★★☆☆ 佳作
 ★★☆☆☆ 凡作
 ★☆☆☆☆ 駄作
評価の基準(筆者の好み)については評価の基準についてをご覧ください。 

■Tracks
01. Judas Kiss
02. Say Your Prayer
03. State Of Grace
04. Suffering
05. End Of Nothing
06. America
07. God Of Man
08. Violation
09. Feels Good
10. Wasteland
11. Mercy Me
12. Free My Mind
All songs written by G:son, Yoanson

■Personnel
Tony Yoanson - Voice, Additional Acoustic Guitars, Tambourine, Backing Vocals
Thomas G:son - Guitars, Keyboards, Hammond Organ, Backing Vocals
Marco Tapani - Drums, Jews Harp
Henrik Lundberg - Bass

Magnus Strömberg - keyboards
Bengan - sampling and programming
U. Andersson - backing vocals
P.O. Pettersson - backing vocals
Y. Frank - additional programming
R. Lahti - tape recorder keyboard

Producer - Thomas G:son, Tony Yoanson

Masquerade / Masquerade (1992)

0241Masquerade









スウェーデンのハードロック・バンド、マスカレードのデビュー盤。以前から名作として評価が高いアルバムです。1992年というとTNTが音楽性を変化させ解散に向かっていく時期にあたっており、全盛期TNTのサウンドによく似たマスカレードの登場は多くのメロハー・ファンを喜ばせました。まず曲のキラキラ感、透明感がそっくり。ボーカルのトニー・ヨハンソンのハイ・トーン・ボイスは、トニー・ハーネルをより金属的にした感じ。ギターのトーマス・G:ソンも、ヘンさ加減はロニー・ル・テクロほどじゃないけれどテクニカルかつトリッキーでこれまたそっくり。どう控え目に言っても、TNTの影響はかなり大きいですね。ハーレム・スキャーレムとエメラルド・レインみたいな感じかな。

というわけで、オリジナリティという点からすると厳しい見方をせざるを得ませんが、曲の出来もいいし演奏・歌唱もハイレベルなので、かなり聴き応えのあるアルバムと言えます。ハード目の曲もいいのですが、明るくポップで瑞々しい#2"Four Letter Words"、#9"Dancin' on the Edge"といった曲が筆者の好みにドンピシャでした。やっぱり、サビを一緒に歌いたくなるような曲はいいなぁ。なお、2008年再発CDにはボーナスとして来日時のライブ映像とプロモ・ビデオ1本が入っています。しょせんオマケなので画質・音質共に悪く、一回見れば十分です。一方2014年再発盤にはデモ音源が5曲が追加されていますが、こちらは未聴で詳細は分かりません。

評価 ★★★★☆
 ★★★★★ 傑作
 ★★★★☆ 秀作
 ★★★☆☆ 佳作
 ★★☆☆☆ 凡作
 ★☆☆☆☆ 駄作
評価の基準(筆者の好み)については評価の基準についてをご覧ください。 

■Tracks
01. Gimme All Your Loving (G:son/Yoanson)
02. Four Letter Words (Yoanson/G:son)
03. Our Time Has Come (G:son/Yoanson)
04. Sudden Love Affair (G:son/Yoanson)
05. Ride With the Wind (G:son/Yoanson)
06. Dawning of the Day (G:son/Yoanson)
07. Le Baugeux De Triomphe (G:son)
08. Wild Child (G:son/Yoanson)
09. Dancin' on the Edge (G:son/Yoanson)
10. Liaison (Yoanson)
11. Justice (G:son/Yoanson)
12. All Night All Day (G:son/Yoanson)
13. Give It a Shot (G:son/Yoanson)
14. Lonely World (G:son/Yoanson)
Bonus Live Videos - Japan 1994
1. Feels Good
2. Our Time Has Come
3. Gimme All Your Loving
4. Sudden Love Affair

■Personnel
Thomas G:son - guitars, backing vocals
Tony Yoanson - vocals, backing vocals, additional acoustic guitars
Henrik Lundberg - bass, one finger lead guitar
Marco Tapani - drums

Magnus Strömberg - keyboards
Bengan - sampling and programming
U. Andersson - backing vocals
P.O. Pettersson - backing vocals
Y. Frank - additional programming
R. Lahti - tape recorder keyboard

Producer - Tony Yoanson, Thomas G:son

   
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