0297Double Density











ビョルン・ローディン率いるBaltimooreの3枚目のアルバム。本作から相方としてブルガリア人のニコロ・コツェフが迎えられています。後にBrazen Abbotで活躍する凄腕ギタリストですね。音のほうは、煮え切らないZep風なものから、スピードとキレを重視したスタイリッシュなハードロックへと一新されました。前身バンドのSix Feet Underの路線へと先祖帰りしたのかというとそうではありません。あれはモロにDeep Purpleでしたが、今度はRainbowスタイルです。ニコロ・コツェフの書いた曲はもちろん、アレンジとプロデュースにニコロさんが加わっているせいかビョルン・ローディンの曲もそっちに寄っています。ボーカルは相変わらずロバート・プラントのまんまなので、ちょっと面白いサウンドになってますね。

特筆すべきはやはりニコロ・コツェフのギターで、アーミング、タップ、スウィーブを駆使して凄まじいまでのプレイを聴かせます。Brazen Abbotの時よりもむしろ好き勝手に弾きまくっている印象です。#7"Snakefight "なんていうギター・インスト曲まで収録されています。ただ、インストだとあまり面白くないのが不思議です。それから、ドラムはジェイミー・ボーガーでこれがまた上手い。バンドの音の安定感とスリリング感の両立に大きく寄与していると感じました。

評価 ★★★★☆
 ★★★★★ 傑作
 ★★★★☆ 秀作
 ★★★☆☆ 佳作
 ★★☆☆☆ 凡作
 ★☆☆☆☆ 駄作
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■Tracks
01. My Kind of Woman (Kotzev, Lodin)
02. Do Another (Lodin)
03. Never Gonna Let You In (Kotzev, Lodin)
04. Pain & Pleasure (Lodin)
05. Hello Again (Lodin)
06. Love Me or Leave Me (Kotzev, Lodin)
07. Snakefight (Kotzev)
08. Outdo (Lodin)
09. 'Til the End of Day (Lodin)
10. Wish I Could Do Better (Kotzev, Lodin)
11. Bite By Bait (Kotzev, Lodin)
12. My Blue Moon (Larsson, Hjalmarsson)

■Personnel
Björn Lodin - vocals
Nikolo Kotzev - guitars, keyboards
Koko & Weine Johansson - bass
Jamie Borger - drums

Producer - Björn Lodin, Nikolo Kotzev