0066Hugo
アメリカのメロハー・ボーカリスト、ヒューゴ(Hugo)のソロ・デビュー作。Valentine(後にOpen Skyzに改名)のボーカリストとして2枚のアルバムをリリースしたものの鳴かず飛ばず、心機一転ソロ・シンガーとして彼が制作したアルバムです。この人、明らかにスティーヴ・ペリーに声質と歌唱法が似ている上に、見た目までクリソツという気持ち悪さ(失礼)。筆者はジャーニーそんなに好きじゃないし、特にスティーヴ・ペリー苦手なんですよね。。。じゃ、なんで買ったのかというと、バックが丸ごとテン(Ten)なので、それに惹かれて。もっともゲイリー・ヒューズはバック・ボーカルさえやらず、ベースとピアノ、それに共同プロデュースを担当しているだけなのですが。。テンがヒューゴのソロ・デビューに関わったのは、テンの所属するイギリスのメロハー・レーベルNow and Thenがヒューゴに食指を動かし、レコード契約を結んだという縁からのようです。

曲調はやはりジャーニーをライトにした感じですが、ただバックがテンなので、サウンドは全然ジャーニーではありません。ドラムはグレッグ・モーガン、どっしりとしてラウドな叩きっぷりはテンと同じですし、ヴィニー・バーンズも空気を読まずにいつも通りガシガシ弾きたおしています。いいな~♪ドタバタしたテンのサウンドの上に、ヒューゴのソフトな声で歌われる都会的なAOR風メロディが乗っかっているのが意外におもしろいんです。ヒューゴの歌いまわしはもちろんスティーヴ・ペリーに似ているのですが、ちょっとジョン・ウェイト風な味もあって、単なるモノマネ歌手ではないですね。筆者のお気に入りは、#8"If You're Ever Lonely"。哀愁を感じさせる導入部、一転してオシャレなコーラスで盛り上がる入るサビ、官能的なヴィニー・バーンズのギター・ソロ、うーん完璧です。

評価 ★★★☆☆
 ★★★★★ 傑作
 ★★★★☆ 秀作
 ★★★☆☆ 佳作
 ★★☆☆☆ 凡作
 ★☆☆☆☆ 駄作
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■Tracks
01. Intro (Hugo)
02. We'll Find A Way (Hugo, Valentine)
03. Walk Away (Hugo)
04. So Many Tears Ago (Hugo)
05. Crazy (Hugo, Valentine)
06. All That You Wanted (Hugo)
07. All The People You Love (Hugo)
08. If You're Ever Lonely (Hugo, Valentine)
09. Desire (Hugo)
10. Standing Alone (Hugo, Tim Sexton)
11. A Tear In L.A. (Hugo)

■Personnel
Hugo - vocals, piano, strings
Vinny Burns - guitars
Gary Hughes - bass, piano, strings
Ged Rylands - piano, keyboards
Greg Morgan - drums

Producer - Hugo, Gary Hughes